Nintendo Switchのペアレンタルコントロール(みまもり設定、保護者による使用制限)の詳細設定は、スマートフォン向けに配信されている「Nintendo みまもり Switch」アプリから行うことができます。一方でニンテンドーeショップの利用制限は、別途ニンテンドーアカウントから設定します。
登録してあるクレジットカードやチャージ残高を使って、子どもが思わぬ買い物をしてしまわないよう、また年齢制限のあるレーティングのソフトを見せたくない・買わせたくないなどしたときには、ニンテンドーeショップの利用・閲覧を制限して対応することができます。
Switch:ニンテンドーeショップの利用・閲覧を制限する方法
子どもがニンテンドーeショップでできることを制限するにはニンテンドーアカウントの「子どもアカウント」を作成するなどの方法があります。
手順1:子どもアカウントを作成する
「子どもアカウント」とは、保護者となるニンテンドーアカウントからメールアドレス不要で作成することができる、13歳未満向けのアカウントです。
保護者のアカウントがない場合は、まず保護者の方のニンテンドーアカウントを作成してください。
- 保護者のニンテンドーアカウントでログイン後、「ファミリー」>「メンバーを追加する」>「子どもアカウントを作成する」と進みます。
- 子どもアカウントを使用する子供の情報(ニックネームやログインID、パスワード、生年月日)を決め、内容を確認して「作成する」を選択します。
- 作成した子どもアカウントがファミリーに追加されます。
ユーザーを「子どもアカウント」と連携する
インターネットに接続した本体のHOMEメニューで連携するユーザーのアイコンを選び「プロフィール」>「ニンテンドーアカウントと連携」を選びます。画面の案内にしたがってニンテンドーアカウント連携を進めます。
子どもアカウントの利用制限設定を行う
ファミリー連携をした子どもアカウントのニンテンドーeショップ利用設定を行う手順は次の通りです。ニンテンドーeショップ等で販売される商品の購入制限・閲覧制限を設定することができます。
- ニンテンドーeショップの制限設定をしたい子どもアカウントと連携している保護者のニンテンドーアカウントでログインし、メニューから「ファミリー」を選択します。
- ニンテンドーeショップの利用制限を設定したい子どもアカウントを選びます。
- 「購入制限(ニンテンドーeショップ等の商品)」または「閲覧制限(ニンテンドーeショップ等の商品)」を選ぶと、チェックボックスが表示されるので、制限したい場合はチェックを入れて「変更を保存する」を選択します。
- 購入制限にチェックを入れるとその子どもアカウントから商品の購入ができなくなります。
- 閲覧制限にチェックを入れると、みまもり設定をしたアカウントが閲覧できるコンテンツが、年齢に応じて自動的に制限されます。
子どもが一般のニンテンドーアカウントを使用している場合
子どもがすでに一般(通常)のニンテンドーアカウントを取得し利用している場合でも、子供のアカウントを保護者のニンテンドーアカウントで管理できるように設定することができます。
ただし子どもアカウントの時とは異なり、子どもが一般アカウントを利用しているときは、保護者側で勝手に制限をかけることはできず、ファミリーに追加するときなど子供の同意が必要になります。
- 【保護者側】まず、保護者のニンテンドーアカウントでログインし「ファミリー」>「メンバーを追加する」と進みます。
- “ニンテンドーアカウントをお持ちの人とファミリーになることができます。お子様用のアカウントを作ってファミリーになることもできます。”
「ファミリーに招待する」を選択すると、ファミリーに招待したい人にメールを送信します。
子供のニンテンドーアカウントに登録してあるメールアドレスを入力し、招待メールを送信します(保護者自身のメールアドレスではなく、子供のニンテンドーアカウントの登録アドレスを入力します)。
- 【子ども側】受信した招待メールに記載されているURLにアクセスし、「ファミリーに入る」を選択すると保護者のアカウントの「ファミリー」に、子供のアカウントが追加されます。
- 【保護者側】保護者のニンテンドーアカウントでログインして「ファミリー」を選択すると、子供のアカウントがメンバーに追加されているのでそれを選択。
「みまもり対象にする」>「みまもり対象にする」
を選択すると、子供の登録メールアドレスへみまもり設定の案内メールが送信されます。
- 【子ども側】案内メールに記載されているURLにアクセスし、「みまもり設定」に設定することに同意することで、保護者のアカウントで利用制限ができるようになります。
Nintendo Switchのニンテンドーeショップは、HOMEメニューから気軽に起動して新作ソフトなどへ容易にアクセスできます。コンテンツ購入も簡単で数タップで完了します。思わぬ出費がないよう各家庭でルールを決めたり、利用制限を設定したりしておきたいものです。