Nintendo Switch:eショップの残高や購入履歴は「ニンテンドーアカウント」で管理、本体紐付けではなくなる


 

Wii Uとニンテンドー3DS間の「残高共有」や事前購入で発売日当日すぐに始められる「あらかじめダウンロード」機能、公式サイトからの「DL版購入」など、オープンから数年をかけて、徐々に機能が拡充されてきた任天堂のデジタルストア「ニンテンドーeショップ」。

それでも不便な点として残っていた購入履歴のハードウェア紐づけも、Nintendo Switch のeショップでは解消されるようです。

Nintendo Switch eショップの購入履歴や残高は「ニンテンドーアカウント」で管理

これまでの任天堂ハードでは、ニンテンドーeショップで購入したデジタルコンテンツは基本的に、購入したハードでしか楽しむことができません(本体買い換えの際には「ソフトとデータの引っ越し」という転送手段が一応用意されています)。Wii U / 3DSではニンテンドーネットワークIDというアカウントが用意されていますが、それでも基本的に、購入履歴はハードに紐付けられていました。

この点が Nintendo Switch では改善。

Nintendo Switch では新しいアカウント「ニンテンドーアカウント」が導入され、このアカウントでニンテンドーeショップでの購入履歴や残高情報が管理されています。本体の初期化が必要な場合や、破損・故障による修理や再購入で元データが無くなった場合でも、アカウントに以前の情報が保存されているのでソフトや追加コンテンツなどを再ダウンロードすることが可能です。

なお、購入履歴は、ニンテンドーアカウントの「ショップメニュー」>「ご利用記録」から確認することができます。

「ニンテンドーアカウントには、ニンテンドーeショップでの購入履歴やチャージ残高の情報が含まれています。コンソールを初期化した後でもニンテンドーアカウントを再リンクすることによって、アカウント情報から購入済みソフトやDLCを再ダウンロードすることが可能です(なお、ソフトの配信が中止されている場合は、再ダウンロードできないことがあります)」

1つのニンテンドーアカウントでソフトをダウンロードできる本体は1台のみ

ニンテンドーアカウント1つにつき、1台のスイッチ本体を「ダウンロードできる本体」として登録することができます。この登録を行った本体でのみ、ニンテンドーeショップでソフトを購入したりダウンロードをして遊ぶことができます。ニンテンドーアカウントは複数のNintendo Switchと連携することが可能ですが、複数本体とアカウントを連携したからといって、ダウンロード版を「ダウンロードできる本体」とは別の本体へダウンロード・インストールすることはできません。


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