『ゼルダの伝説』次回作はいつ発売?『ブレス オブ ザ ワイルド』以外のゼルダがニンテンドースイッチで発売される可能性は

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (The Legend of Zelda: Breath of the Wild)

2017年3月3日、Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(2011年)以来となる据え置き型ゲーム機向けゼルダシリーズの最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が、Nintendo Switch / Wii U で発売。

ゲームキューブ / Wii で発売された『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(2006年)と同じくマルチプラットフォームが採用され、新ハードのニンテンドースイッチではローンチタイトル(ハードと同時発売)として、ハード発売初日にいきなりゼルダ本編最新作を遊ぶことができます。

据置ハード向けのゼルダ本編は開発期間が長くなる傾向にあります。そのため、1つのハードで遊べるゼルダ本編の数はそう多くなりません。

N64では『時のオカリナ』の素材を流用して短期間で『ムジュラの仮面』が開発。GCとWiiでは、ハード初期に1タイトル目を発売できたことで、世代交代までに2作品を遊ぶことができました(トワプリはGC/Wiiマルチなので2ハード計3タイトル)。

ローンチタイトルに『ブレス オブ ザ ワイルド』を用意できたニンテンドースイッチは、『トワイライトプリンセス』が同時発売だったWiiとよく似た状況。Wiiでは『スカイウォードソード』完成までに5年かかっていますが、ニンテンドースイッチ向けには『BotW』に続くさらなるゼルダタイトルを見ることができるでしょうか。

ブレス オブ ザ ワイルドは、Nintendo Switch の新機能のすべてを使えてはいない

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド - 試練の祠

任天堂でゼルダの伝説シリーズ総合プロデューサーを務める青沼英二氏は、米ゲームメディア「IGN」のインタビューに応じ、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (The Legend of Zelda: Breath of the Wild)』とは異なる別のゼルダタイトルが、将来的にニンテンドースイッチでリリースされる可能性を示唆しました。

青沼氏はゼルダシリーズ最新作の『BotW』について「Nintendo Switch システムに搭載された新しい機能をまだ完全には使えていないんです」とコメント。「ですから、また別の『ゼルダ』をスイッチで出す可能性はあるかもしれません」と続けました。

任天堂はニンテンドースイッチ版の『ゼルダの伝説 BotW』について、Wii U 版と同じ体験を出来るように開発。そのため、ニンテンドースイッチ版は新たに搭載されている機能、たとえば「HD振動」は使われていません。一方で Wii U 版も、スイッチ版と同一の体験とするため、テレビと2画面になる「Wii U GamePad」を活用するシステムは搭載されていません。

スイッチ版とWii U版の違い

ゲーム内容や物語といった、体験できる内容はどちらの機種を選んでも同じ。定価も7,538円(税込)で同じです。

では完全に同じかというとそうではなく、ニンテンドースイッチ版版の方は画質や音質が向上するなど、ハードの性能アップの恩恵を受けています。

コントローラーに画面がついているという点では似ているニンテンドースイッチとWii U。ですが、Wii U はあくまで本体からデータが送信されているのに対して、スイッチは画面がついたタブレットのような端末そのものが本体。そのため、スイッチ版はテレビから完全に離れた場所で遊ぶこともできます。

次のゼルダはどんな作品になる?

最新作の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、かつてない規模の広大なオープンワールドで表現された、オープンエアなアクションアドベンチャーゲーム。ようやく完成したばかりということもあり、次のゼルダがどういった作品になるか、青沼氏の頭の中ではまだクリアになっていないようです。とはいえ、次回作で掘り下げてみたいアイデアについて、少しだけ語っています。

次回作の構想について青沼氏は「ゼルダというゲームの中核要素は変わらないと思っています。主人公の成長があって、冒険の途中で出会うキャラクターたちがいて、キャラクターが成長していくにつれプレイヤーも新しいことを学びます。そうした要素はこれからも維持していくでしょうし、それを念頭に置いた上で、さてどのように広げていけるかなと考えているところです」とコメント。

任天堂は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の制作にあたって「ゼルダの当たり前を見直す」という大きなテーマを掲げています。そのテーマの1つに「一人で黙々と遊ぶ」の見直しがありました。

最終的に『BotW』はシングルプレイ専用のゲームとして完成。マルチプレイが実装されることはありませんでした。『4つの剣+』や『トライフォース3銃士』、『神々のトライフォース2』のすれちがい要素、『風のタクトHD』のMiiverse連携などで、マルチプレイゼルダの実験は続けられています。

『ゼルダの伝説』の生みの親で、現在はクリエイティブフェロー職に就く宮本茂氏は「青沼さんはゼルダシリーズのプロデューサーですから、任天堂が新作を作らないと彼は失業してしまいます。それがまた別のゼルダを作るモチベーションになるでしょう」とジョーク交じりにコメントしています。

「会社としては、任天堂は新ハードを発売するたびに、主要フランチャイズの本編シリーズを発売しています。ですから、任天堂がまた別のハードを発売すれば、そのときはまた新しいゼルダをお目にかけます」

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