新規バディアクション『 Yooka-Laylee 』、元レア Playtonic が担当する内製開発は WiiU / PC 版。その理由とは


Yooka-Laylee

 

「Yooka」と「Laylee」、2人の主人公が織りなす楽しいアクションを堪能できる E3 2016 トレーラーが公開され、完成が待ち遠しい元レア所属スタッフらによる Playtonic Games 開発の新規バディアクション『Yooka-Laylee』。

Wii U や PS4、Xbox One、PC に対応する本作ですが、Team17 との協力体制のもとで制作が進められ、Playtonic 自身はWii U版とPC版を手がけている事が明らかになりました。Team17はPS4、Xbox Oneへの移植を担当しています。

Playtonic 自身は Wii U / PC 版を開発

Playtonic はなぜ家庭用ゲーム機版を Wii U 主導で開発を進めているのでしょうか。

これについて Playtonic のライター Andy Robinson 氏は「多くのバッカー( Kickstarter の支援者)が Wii U を選んでいたので、そうすることが自然でした」と理由を説明します。

加えて、チームの規模からみても、全てのコンソールへ一斉に対応するのは困難だったとしています。作業面からみても、PCからPS4/Xbox Oneへの移植が、PCからWii Uへの移植よりもいくらか簡単である点も影響したようです。

Robinson 氏はまた「任天堂システム上で遊ぶことをしっくり感じる人もいると思うんです。もちろん他機種のバージョンも素晴らしいものでしょうけれど」と続けています。

テクニカル・アート・ディレクターの Mark Stevenson 氏は Robinson 氏の話に付け加える形で、Wii U の注目を確認したかったと述べています。「『バンジョーカズーイ』関連でたくさんの郷愁があるし、『バンジョーカズーイ』はレアの任天堂時代を示すものです。それに僕らはみんな任天堂ファンでもあるんです」

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