11月5日に「Ver. 1.2.0」がリリースされ、中間ポイントやイベントコースなどが追加された、Wii U『スーパーマリオメーカー』。任天堂はゲームソフト長く楽しんでもらいたいと考えており、上手くいけばさらに遊びやすく、またツールの追加によりさらに多彩なコースが作れるようになるかもしれません。
海外メディア USgamer が行った電話取材で任天堂は、アップデートは今回で終わりではなく、ユーザーからの要望の実装は今後も検討していきたい考えを明らかにしました。電話取材に応じたのは、プロデューサーである手塚卓志氏、ディレクターの押野洋介氏、シニアディレクターの山下善一氏の3名。
それによると、発売後もゲームでの交流や楽しみを高めたいとの想いから、アップデートに関しては開発段階から検討。「Ver. 1.2.0」は、そのアイデアが形になったものの1つなのだとか。
イベントコースやそれに伴うキャラマリオの追加が当初は予定されていて、中間ポイントは未定でした。というのも、完全な形で実装するのは難しいと考えられていたことから、製品版での採用は見送られました。
とはいえ、ソフトの発売日当日から中間ポイントを求める声が非常に多かったことから、早期の実装が真剣に検討されることに。改めて問題点を洗い出し、最終的に今回の更新内容に含まれる形となりました。
手塚氏によれば、任天堂は様々な情報元から、多くのユーザーリクエストがあることは理解。ただリソースや時間の制限もあって、全てのアイデアを反映するのは難しく、今回の更新は要望の中から早期に実装できるものにとどまりました。
では今後、例えば「斜面」など、本編にはありながら今は実装されていない要素の追加を含む更新があると期待できるのでしょうか。手塚氏は、現時点で確実な約束は出来ないとしながら、ユーザーリクエストの採用に前向きです。
「コミュニティやプレイヤーサイドからも要望を聞けたらと思っていますし、できるだけ多くの人に『マリオメーカー』を楽しんでもらう事が、僕らの最も大きな目標の1つとしてあります。今の時点で約束することはできないけれど、ぜひリクエストに応えていきたいと思っています」