任天堂は24日、2013年3月期(2012年度)通期の業績を発表しました。2012年度の売上高は635億4,220万円、営業損失は364億1,000万円、経常利益は104億8,200万円、当期純利益は70億9,900万円でした。
任天堂は2012年度、Wiiソフト販売が目標を僅かに上回った以外、ハード・ソフト共に目標を下回り、364億1,000万円の営業損失を計上。しかしながら昨今の円安による為替差益が395億円が発生し、経常利益104億8,200万円、純利益70億円9,900万円を確保しています。
なお2014年3月期の業績については、売上高9,200億円、営業利益1,000億円、経常利益900億円、当期純利益550億円を見込んでいるとしています。
屋台骨だったWii/DS時代が世界的に終息へ向かいつつある中、3DSと生まれたばかりのWii Uにバトンをタッチして営業利益1,000億円のコミットメントを達成出来るのかどうか、任天堂の真価が問われる1年となりそうです。
2012年度任天堂ハード・ソフト販売数
ハード
- ニンテンドーDS – 235万台(前年度比-53.9%)
- ニンテンドー3DS – 1,395万台(同+3.1%)
- Wii – 398万台(同-59.5%)
- Wii U – 345万台
ソフト
- ニンテンドーDS – 3,338万本(前年度比-45.1%)
- ニンテンドー3DS – 4,961万本(同+37.8%)
- Wii – 5,061万本(同-50.5%)
- Wii U – 1,342万本
2013年度任天堂ハード・ソフト販売予想
ハード
- ニンテンドーDS - -
- ニンテンドー3DS – 1,800万台
- Wii – 200万台
- Wii U – 900万台
ソフト
- ニンテンドーDS – 1,000万本
- ニンテンドー3DS – 8,000万本
- Wii – 2,000万本
- Wii U – 3,800万本