米エレクトロニック・アーツは現地時間 11 月 5 日に 2021 年 3 月期の第 2 四半期決算を発表。新作の発売スケジュールや新型コロナウイルスの影響で前年と比べパッケージ販売が減少しましたが、デジタルが伸長したことでいくらか相殺。7-9月の売上高は事前の予想を上回り、前年比14%減の11.5億ドルでした。純利益は78%減の1.8億ドル。前年は一時的な税制優遇措置がありました。
『Madden NFL』や『FIFA』シリーズのライブサービスが好調だったことで、12ヶ月のキャッシュフローは20億4,000万ドルと過去最高を記録。また新しい自社株買いを発表し、EA としては初めて株主に対し配当金を出すことも決定しています。
7-9月のハイライトとしては、『EA SPORTS UFC 4』や『Madden NFL 21』『Rocket Arena』『Star Wars: Squadrons』の発売がありました。『Madden NFL 21』は好調な滑り出しを見せており、プレイヤー数が前年比で30%増加。発売から1年になる『FIFA 20』はプレイヤー人口が約3,500万人に達しています(PCとコンソールの合算)。EA Play の有料登録者数は650万人を突破しました。
また Steam プラットフォーム向けに 125 以上のゲームおよびコンテンツパックを解禁したことも大きなニュースでした。