コナミの2015年4−9月期:『MGS V: TPP』が500万本突破などゲーム関連が好調で増収増益


 

コナミHDは30日、2015年9月30日を末日とする2016年3月期第2四半期の連結業績を発表しました。売上高は1000億円台を回復して1077億1800万円(前年同期比+9.1%)、営業利益は124億4400万円(+92.1%)、税引前利益は121億8600万円(+78.51%)、純利益は78億4700万円(+99.7%)でした。

MGS V: TPPが500万本突破などゲーム関連が好調

家庭用ゲームが含まれるデジタルエンタテインメント事業の売上高は517億200万円で前年同期比プラス17.5%。セグメント利益は126億9500万円(+72.3%)でした。

モバイルゲームでは『実況パワフルプロ野球』が配信開始以来11ヶ月間で累計1700万DLに到達し業績に貢献したほか、『ワールドサッカーコレクション』『クローズ×WORST』『プロ野球ドリームナイン』の各シリーズタイトル、『ウイニングイレブン クラブマネージャー(PES CLUB MANAGER)』などのタイトルも堅調に推移。また海外市場向けには『Star Wars: Force Collection(スター・ウォーズ フォース コレクション)』や『PES COLLECTION』および『実況倶楽部』が安定した運営を継続できているとのこと。

家庭用ゲームでは9月に発売した『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』が500万本突破(DL版を含む出荷本数)。また『ウイニングイレブン』シリーズ最新作の『PES 2016』が北米、中南米、欧州、アジア向けに発売。

デジタルエンタテインメントの収益が改善したことや、健康サービス事業で運営の効率化が進んで費用が減少したことで収益が改善。営業利益、純利益はほぼ倍増の大幅な増益を達成しています。

2015年4−9月期業績

売上高1077億1800万円(前年同期比+9.1%)
営業利益:124億4400万円(+92.1%)
税引前利益:121億8600万円(+78.51%)
純利益:78億4700万円(+99.7%)

各セグメントの業績

デジタルエンタテインメント事業:
売上高517億200万円(前年同期比+17.5%)/セグメント利益126億9500万円(+72.3%)

健康サービス事業:
売上高358億8900万円(▲2.9%)/セグメント利益15億600万円(+80.8%)

ゲーミング&システム事業:
売上高149億7900万円(+9.8%)/セグメント利益17億3200万円(▲13.9%)

遊技機事業:
売上高53億5400万円(+19.7%)/セグメント利益2億4700万円(前年同期は8億2900万円の損失)

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