Ubisoft、インドとウクライナに新スタジオを設立


 

Vivendi の敵対的買収を退け、ビジネスに集中できる環境を取り戻した Ubisoft。AAA (トリプルエー) と呼ばれる大作の開発を得意としている同社は、新たな才能の発掘と開発力の強化に日々努めていますが、また新たな開発拠点を2か所で立ち上げたことを発表しています。今回設立が発表されたスタジオが位置するのは、インドのムンバイとウクライナのオデッサ。

Ubisoft Pune に続いて、インドで2つ目となる Ubisoft Mumbai は6月より稼働し、プネースタジオの開発に参加。今後2年間で最大100名の開発者を雇用する予定であるほか、インド工科大学と提携し、機械学習や AI 研究にあたるということです。また Intuit Lab とも提携し、ゲーム業界の専門家を育成する4年間の総合的な教育・訓練プログラムの提供に取り組んでいくとしています。

Ubisoft Pune は2008年に立ち上げられた、主に『Just Dance』シリーズやモバイルタイトルの開発に参加しているスタジオ。現在の規模は600人以上。

もう1つの Ubisoft Odesa はすでに事業を開始。ウクライナ第2の Ubisoft スタジオとして、Ubisoft Kiev の開発に加わります。こちらは今後2年間で最大60名規模の雇用を計画。主に『Ghost Recon』シリーズのサポートを担当することになるということです。Ubisoft Kiev は PC および Mac ゲーム市場における Ubisoft のプレゼンス強化に重点をおいているスタジオ。近年は『Steep』や『Watch_Dogs 2』『Far Cry Primal』『Rainbow Six Siege』などを担当しています。

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