『BDFF』のシリコンスタジオと『FF』の坂口博信氏率いるミストウォーカーが協業、新作ゲームを共同開発


 

シリコンスタジオは22日、ミストウォーカーと協業し、新作ゲームタイトルの共同開発を開始したと発表しました。タイトル名、ゲーム内容、リリース時期等は順次発表していくということです。

シリコンスタジオの発表によると、今回の協業は、ミストウォーカーが持つ卓越した想像力に、シリコンスタジオが持つ技術力や長期運営力を組み合わせ、世界中のゲームファンに最高の体験を提供することを目的としたもの。

「共同開発によって生み出される斬新さと新しい世界観を持つゲーム体験に、どうぞご期待ください」

シリコンスタジオは『BRAVELY DEFAULT(ブレイブリーデフォルト)』などの開発で知られるスタジオ。家庭用だけでなく、モバイルアプリなど複数分野でデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開しています。

ミストウォーカーは『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏や植松伸夫氏らが中心となって設立したゲームデザインスタジオ。直近タイトルはiOS/Android用RPG『テラバトル』。Wiiでは2011年、任天堂から『ラストストーリー』(開発:ミストウォーカー、AQインタラクティブ)が発売されました。

坂口氏は今回の協業について

丁寧に魂をこめてつくるストーリー、システム、グラフィクス、音を、シリコンスタジオの卓越したプログラミング技術によって結びつけることで、心躍るような作品が創れると感じています。最高のゲームとなるようチームとして全力で開発を進めたいと思います。

MISTWALKER CORPORATION
CEO 坂口 博信

とコメント。

公開されたイメージイラストは、テラバトル200万DL達成時と同じもの。ということは…?

タイトルや内容などゲーム詳細は一切不明であるもののの、藤坂公彦氏が描くイメージイラストが1点公開されています。

このイラストは、『テラバトル』が200万DLを達成した際のダウンロードスターター「コンシューマー版開発開始」のページで公開されたイラストと同じもの。なので、今回の協業はおそらく、家庭用ゲーム機向け『テラバトル』に関するプロジェクトだと思われます。

あるいは、まったくの完全新作になってくるのかもしれませんが。なんにせよ、どんな形になるのか、続報に期待したいですね。

関連キーワード

この記事をシェアする