日本経済新聞が25日、人工知能(AI)を活用した完全自動の「決算サマリー」配信をスタートしました。

AI が完全自動で決算サマリー記事を作成、配信

「決算サマリー」は、上場企業が発表する決算データをもとに、AI が自動で文章を作成するサービス。

東京証券取引所の運営する適時開示サイト『TDネット』に企業が決算を公表後、わずか数分で売上高や利益などのデータとその背景・理由などの要点をまとめて『日本経済新聞 電子版』や会員制情報サービス『日経テレコン』のコンテンツとして配信します。

日経によると、企業の開示資料から文章を作成し、配信にいたるまでのシステムが完全自動で実現します。

開示されたデータの形式等でAIが処理しきれないものもあり、当面はβ版という位置づけ。今後さらにコンテンツの質向上や改善、機能の強化に務め、本格的にサービスを展開していくとのこと。

まだβ版ということですが、ここまでの精度になっているのかと驚きます。たとえば、昨日発表された LINE の2016年12月期決算の記事は、 AI の「決算サマリー」とQUICKニュースとで公開されていますが、両者の記事は下のようになっています。

まずはこちら。

LINEの16年12月期、最終損益75億円の黒字
2017/1/25 15:27
LINEが25日に発表した2016年12月期の連結決算は、最終損益が75億円の黒字(前の期は75億円の赤字)に転換した。売上収益は前期比16.9%増の1407億円、営業利益は前期比915.2%増の198億円だった。

純利益は、MixRadio事業の終了に伴う解雇費用などから構成される非継続事業に係る純損失の計上が影響した。継続事業に係る税引前利益は償還可能優先株式の転換権の評価損等を計上する一方、営業利益の増加が影響した。

今期は年間配当を前期と同じ無配とする。

via: LINEの16年12月期、最終損益75億円の黒字  :日本経済新聞

続いてこちらの記事。

LINEの前期、75億円の最終黒字 広告収入が増加
2017/1/25 15:49
LINEが25日発表した2016年12月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が75億円の黒字(前の期は75億円の赤字)だった。対話アプリ「LINE」の広告収入が伸びたほか、土地売却益なども収益を押し上げた。

売上高に相当する売上収益は17%増の1407億円だった。広告収入は547億円と、前の期から50%増えた。営業利益は10倍の198億円。福岡の土地売却益が約24億円出たことや、タイの子会社に関連して評価益が約17億円発生したことが寄与。営業費用の増加を吸収した。

17年12月期の連結業績予想はスマートフォンのアプリ市場の先行きが見通しにくいとして公表していない。

via: LINEの前期、75億円の最終黒字 広告収入が増加:日本経済新聞

いかがでしょうか。上の記事が AI で、下が日経QUICKニュースとして配信されたものです。フォーマットがある程度決まっているものであれば、ここまで自然に書ける精度になっているんですね。

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