世界のサッカー応援スタイル (単行本(ソフトカバー)) 世界のサッカー応援スタイル
『サッカー批評』編集部 (著, 編集)
出版社: カンゼン

毎号鋭いテーマで展開する季刊誌『サッカー批評』の編集部による、主に欧州トップリーグを中心として、世界20ヶ国、43クラブのサポーターの応援スタイルが取り上げられた一冊。試合中継からでは見えてこないクラブのおかれる環境や歴史も見えてきて面白い。


同じ国のリーグでもクラブによって応援歌(チャント)の由来があって、国が違えば尚更。中には下品なものもあるようだけど、向こうではそういうのもアリのようだ。日本だとクラブが謝罪したりしそうだけども。対立するクラブを揶揄したチャントも出てきたりして面白い。一朝一夕では作れないものね。

日本の場合ゴール裏ではコアな集団が音頭を取って歌を歌うスタイルが定着しているけど、でもまだまだ完成型ではなく試行錯誤を続けている段階。これからどういう風に変化、発展していくんだろう?

ひとまとめにされた長い歴史のある海外のサッカーを見ると、日本のサッカーはまだまだ地域に根付いるとは言いにくいし、発展の余地を多く残しているなあと感じる。その分だけ期待もあるんだけど。

「世界の~」と冠を付けるなら、出来れば日本国内の応援も載せて欲しかったかなと思う。客観的に観られる海外リーグと同じような目線で書くのは難しいのかな。であれば外国人ライターにお願いしてみるとか。

幸いにして自分の住んでいた札幌市にはコンサドーレ札幌というプロサッカークラブがある。なかなか強くなれない貧乏クラブだけど、やっぱり地元クラブだから愛着もあって、長いこと応援もしている。そんなに熱烈とは言えないけれど。

札幌のサポーターは温い。とよく言われる。野次が問題になっていたり、時々公開説教もあるけど。でも、これがJサポの応援スタイルだよと画一的になってしまうのではなく、自分達のスタイルを確立出来れば、それを札幌の応援スタイルとしたら良いんじゃないのかな。で、個人的に説教は不要派。温いではなく、スタジアム全体のムードとして温かい声援を送り続けられるようになりたい。

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