豪雨に台風、さらには地震……、この夏は日本が自然災害大国であることを改めて思い知らされました。9月6日の北海道地震では地元の札幌市も被災。道内全域で停電が発生し、長時間にわたって電気が使えなくなりました。

長時間電気が止まると、スマホのバッテリー残量も持たない可能性があります。そうなると、情報収集や連絡手段、SOSを送る手段がなくなってしまう場合があります。

そうした状況を防ぐために役立つのがモバイルバッテリーです。『ポケモンGO』のヒットもあって市場が拡大。持ち運びもしやすい、軽量でそこそこの容量のモデルが多く普及しました。

ただ、今回の北海道地震で発生した大規模停電のように、長時間電気が使えないなかでの避難が続いたりすると、普段使っている1個だけでは不安です。

かといって何個も持ち出すにはかさばります。いつ襲ってくるかわからない大規模災害に対する備え、災害グッズの1つとして、大容量のモバイルバッテリーがあると安心です。

今回はモバイルバッテリーとして十分な性能・容量をもち、災害グッズとしても役立つモバイルバッテリーをご紹介します。

災害対策用にも。50,000mAhの特大容量を誇るモバイルバッテリー

『cheero Power Mountain 50,000mAh』は、災害対策用のモバイルバッテリーとしても活躍する特大容量のモバイルバッテリー。「50000mAh」の容量があり、スマホを15回前後フル充電することができます(iPhone 7 / iPhone 8 なら約17回、Galaxy S7 / Galaxy S8 なら約10回)。USB-A、USB-C出力ポートで、iPhone や iPadのほか、USB-CやMicro USB対応スマートフォン/タブレットに利用可能です。

出力ポートが3口あるので、最大3台まで同時に充電できるのも嬉しいポイント。

スマホやタブレットといった端末の充電だけでなく、その容量の大きさを活かして、消費電力が大きな暖房類の利用にも使うことができます。

今回の北海道地震は、たまたま暖かさが残る時期でしたが、これから先の北海道はいつ急激に冷え込むかもわかりません。地震のことよりも、まず先に皆が口を揃えて言ったのは「冬じゃなくてよかった」。もし寒い時期に災害に遭うことを考えると、大容量をUSB暖房にも活用できるのは非常に頼もしい。

対応デバイス例

MacBook 12、MacBook Pro 13、MacBook Pro 15
iPad Pro、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X
Nintendo Switch
Google Pixel 2、Google Pixel 2 XL、Google Pixel C、
Samsung Notebook 9 Pro 13、Samsung Notebook 9 Pro 15、
Huawei Series: Mate 9、Mate 9 Pro、Mate 10、Mate 10 Pro、MateBook 12

耐久性

災害対策用にといっても、被災したときに動かなければ意味がありません。『cheero Power Mountain 50,000mAh』は衝撃に強いアルミケースで覆われており、誤って水滴が入らないよう簡易防滴カバーも付属。

さらにLEDライトが備わっていて、深夜に被災したときなど、もしものときにも困らない程度の明るさを確保できます。

重量

これだけの容量でいながら、サイズはコンパクト。重量も約860gに抑えられています。日常的に持ち歩くのなら軽くはありませんが、災害時の避難等で邪魔になるほどではありません。

普段使いならスタンド代わりにも。『cheero Power Mountain 50,000mAh』は三角おにぎり型の形状をしているので、タブレットなどを立てかけてデバイススタンドとして使うことができます。そうした用途を見越して、付属品としてデバイススタンドがついています。

最近はソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリー(ソーラーチャージャー)も増えています。モバイルバッテリー本体を充電できないときにソーラーパネル付きだと便利だろうなと思っていたのですが、レビューを見るとソーラーパネルからの充電はおまけ程度という声が多く載っています。使えないことはないのでしょうけれど、あくまで補助的な機能でしかないのであれば、最初からサイズが大きい方をということで、特大容量を選択。

ここがちょっと…

バッテリー充電に、C to C給電アダプタが別途必要

『cheero Power Mountain 50000mAh』を充電する際、給電用のポートはUSB Cとなっています。付属のケーブルはUSB C to C ケーブルで、別途 C to C 給電アダプタが必要となります。例えば「cheero USB-C PD Charger 18W CHE-324」だとか。

また容量が大きいだけに、フル充電まで時間がかかります(USB PD30W対応アダプタ使用で約8時間)。

飛行機に持ち込めない

リチウムイオン電池を使ったスマホの発火事故が世界規模で相次いだため、リチウム電池(リチウムイオン電池)の飛行機への持ち込みは厳しく制限されることとなりました。万が一、何らかの原因で発火するなどした場合にすぐに気がつけるよう、必ず機内持ち込みにすることや、バッテリー容量の上限、個数が定められています。

ANAやJAL国内線の場合、100Wh以下であれば制限はありませんが、100Wh以上160Wh以下のものは2個までに制限。また160Whを超えるものに関しては持ち込むことができません。

リチウム電池(リチウムイオン電池) の機内持ち込みルール

100Wh以下 = 制限なし
100Wh以上160Wh以下 = 2個まで
160Wh超 = 持ち込み禁止

mAhからWhへの計算方法

mAhからWhへの計算方法は次の通りです。
“ワット時定格量(Wh)= 定格定量(Ah)× 定格電圧(V)”

ただ、モバイルバッテリーの容量はAhではなくmAh(ミリアンペアアワー)。なのでまず、mAhをAhへ変換します。ミリは1000分の1なので、バッテリーの容量を1000で割ります。

“ワット時定格量(Wh)= 定格定量(Ah)÷ 1000 × 定格電圧(V)”

『cheero Power Mountain 50000mAh』の電池容量は 50,000mAh で 3.6V ですから、当てはめると 50000/1000*3.6 = 180Wh。上限の160Whをオーバーしてしまい、機内へ持ち込むことができません。まあ旅行の際は宿泊先など充電できる環境があちこちにあるので、小さめのバッテリーでも十分でしょうけれど。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で