大手銀行もいよいよ平日夜間や土日の振込決済が可能となるようです。三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行、三井住友銀行の三大メガバンクが、2017年にも夜間や土日の振込・決済に対応すると報じられています。
振込の受付としては現在でも夜間・土日祝日に利用することができますが、相手口座への送金は翌営業日となっていました。これが24時間いつでも利用可能になると。
インターネット通販も普及して銀行振込の機会が増加するなか、ようやく大手も動きだし利便性が高まりそうです。一般的に入金確認後に商品が発送されるので、夜間や週末でも即時入金を確認出来るようになれば、より早く手元に商品が届くようになる可能性があります。
24時間振込決済が可能になるのは、同じ銀行内の本支店間取引。ATM(コンビニATMを含む)やネットバンキングを含め、直ちに送金が出来るようになるとのこと。
三井住友銀行は最も早く、2017年2月をめどに導入。三菱東京UFJ銀行も2月に開始予定。みずほ銀行は来年以降の導入に向けて準備を進めているそうです。
銀行振込を利用する際は「入金は平日15時まで」がハードルになることがしばしば。これがリアルタイムで振込が可能になれば、入金から確認までのラグが無くなるのでかなり便利になります。
同行間の24時間365日振込は、じぶん銀行や楽天銀行などのネットバンクでは既に利用できる機能。りそなグループや一部地方銀行でも既に導入されているそうです。ここにメガバンクがようやく追いつきそうだというのが今回の話。
また全国銀行協会(全銀協)は、他行向けの振込でも24時間365日処理できるシステムを2018年にも構築し、同年後半には異なる銀行間の取引でも24時間即時決済が可能になる見通しとのこと。