100万曲以上の音楽が聴き放題の「Prime Music」や映画やTV番組が見放題の「プライム・ビデオ」、電子書籍読み放題の「Prime Reading」、Twitchのプレミアムサービス「Twitch Prime」、写真のクラウド保存「プライム・フォト」、30分早くタイムセールに参加できる「会員限定先行タイムセール」など、配送特典以外にも追加料金無しで様々な特典がついてくる「Amazonプライム」。
海外では価格が改定される動きもあるなかで、日本では年会費3,900円または月会費400円が維持されていますが、アマゾンジャパンによると今後も当面の間はこの価格に変更はないようです。
Amazonプライムの価格維持については、日経のインタビューに応じたアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長が明らかにしたもの。ジャスパー・チャン社長は現時点で日本のAmazonプライムの会費を(年3,900円 or 月400円)変更する計画はないとコメント。プライムの会員に最善の体験を享受してもらうことに注力しているとしています。
――米国は5月にプライム会員の会費を2割引き上げた。日本でも価格改定する計画は。
「現時点で(年3900円の)価格を変更する計画はない。プライムの会員に最善の体験を享受してもらうことに注力している。消費者がプライムのメリットに気付いていない部分がまだある。日本ではまだすべきことがたくさんある」
インタビューでは、Amazonプライムのサービス開始から10年になる2017年に、会員数の伸びが過去最大を記録したことも明らかに。Amazonプライムは、ショッピングが便利になるだけでなくエンタメサービスとして見たときにもコスパの高いサービス。特典の中では無料配送や音楽配信(Prime Music)、動画配信(Prime Video)の利用が多いということです。
Amazon.com は今年5月、米国のプライム会員の年会費をこれまでより2割値上げ。これまでの99ドルから119ドルへと変更されました。年会費3,900円が維持されている日本は、米国の3分の1程度の価格でサービスが提供されていることになります。