同じ名を冠していながら、Wii U版とニンテンドー3DS版とでチャージ残高の相互利用が不可であるなど、それぞれが独立して存在している任天堂のデジタルストア「ニンテンドーeショップ」ですが、仕様改善に向けた取り組みが進められています。
任天堂アメリカのDan Adelman氏(ビジネス・デベロップメント・マネージャー)とDamon Baker氏(ライセンシング・マネージャー)は「Destructoid」のインタビューの中で、任天堂のデジタルビジネスを語る上で外せないアカウント共通化の話題を振られ、現時点で新たに発表できることはないといつものように前置きした上で、社内外から、割合でいえば特に一般ユーザーから多くの意見をいただいているとコメント。
現在の任天堂のアカウントシステムがデベロッパー参入の障壁にはなっていないということですが、ユーザー利便性の面から共通化の必要性は任天堂自身も理解しており、eショップ開発チームは鋭意改善に取り組んでいるといいます。
ニンテンドーeショップのWeb対応は次のステップとして以前より予定されていて、この年末年始にもアカウント管理を徹底し、PC/スマホへ対応すると以前報じられました。Adelman氏はその当時も問い合わせを受け、実際、機能を追加予定であることを認めています。
Wii Uは夏改め秋の大型アップデートが9月下旬~10月に予定され、ニンテンドー3DSもまた、ニンテンドーネットワークIDを必要とするMiiverseへの年内対応が予定されています。Wii U/3DS両ハードでシステム更新が予定されていることから、上手くいけば報じられているとおりの時期に、eショップの刷新を見られるかもしれません。