「Pokemon Direct 2013.9.4」にて、3,000匹ものポケモンを保管できるクラウドストレージサービス『ポケモンバンク』が発表されました。利用料金は年額500円。
インターネット上のボックスに最大3,000匹を保存
『ポケモンバンク』は、自分のポケモンをインターネット上にあるボックスに預けたり手元の3DSに呼び出したりすることができるサービス。100ボックス分3,000匹を預けることが可能です。たくさん預けていても目当てのポケモンを容易に見つけられるよう、多彩な検索機能が搭載されているとのこと。アカウントは3DS本体に紐付けするかたちとなります。
過去作品との互換はポケモンバンク経由で
『ポケバンク』には『ポケットモンスター X・Y』が対応し、DSソフトとして発売された前作『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』や『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』でこのサービスを直接利用することは出来ませんが、『BW』『BW2』育てたポケモンも、『ポケバンク』経由で最新作の『ポケットモンスター X・Y』へ転送することが可能です。
転送には『ポケムーバー』という『ポケバンク』連動アプリ』を利用します。『BW』『BW2』で育てたポケモンをインターネット上の自分のボックスへいったん転送し、そこから『ポケモンXY』へ連れて行くという形で、育てたポケモン達と新たな冒険にでかけることができます。この他に引き継ぎ機能が用意されるのかどうかは、現時点では不明です。
過去のポケモン作品でもデータ管理ソフトは発売されてきましたが、『ポケモンXY』ではクラウドサービスを活用した管理サービスが、ごく自然にポケモンワールドに馴染む形で提供されることとなりました。
将来的なポケモンタイトルにも対応予定
『ポケモンバンク』はニンテンドーeショップにて12月25日に配信開始予定で、年額500円です。配信開始から一定期間、1月31日までは無料で利用出来ます。
任天堂の岩田社長はサービスが有料である理由について、多くのユーザーがいつでも快適に利用出来るよう、ポケモンの管理・維持や将来的なポケモンソフトへの対応など長期にわたるサービスとなるためと説明しています。