GfK Chart-Trackによる2013年7月の月次UKゲーム市場レポートが発表され、7月は統計を開始して以降で最悪の水準に苦しんでいた事が明らかになりました。
月間のソフト販売本数は僅か100万本強で、前月比40.4%ダウン。前年比では33.3%のダウンを記録。小売店舗での総売上高は230万ポンドで、前月比ほぼ半減となっているとのこと。
縮小の理由として、PS4やXbox Oneに備えてハード市場が移行期に入っている事や、新作ソフトのリリースが不足している事が理由としてあげられています。UKチャートは定番タイトルが数字を落としながらも長く上位に居座り続けているのが特徴的だったので、他の月もあまり活発に動いているようには見えませんでしたが、7月は相当な落ち込みでした。
とはいえ、残念な結果ばかりでもありません。任天堂はMCVに対して、ニンテンドー3DSが好調なハード販売でシェアトップに立っていることを報告していますし、PS3向けに発売された『The Last of Us』は、デビュー以来6週連続で首位を獲得し、7月の月間売上もトップ。2013年のソフトセールス第2位にまで販売数を伸ばしています。
任天堂ソフトは3位に『とびだせ どうぶつの森』が、6位に『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』がランク入りを果たしました。
2013年7月: UK市場月間チャート
- The Last of Us (Sony)
- Minecraft: Xbox 360 Edition (Microsoft)
- Animal Crossing: New Leaf (Nintendo)
- FIFA 13 (EA)
- Far Cry 3 (Ubisoft)
- Mario & Luigi: Dream Team Bros (Nintendo)
- Tomb Raider (Square Enix)
- Assassin’s Creed III (Ubisoft)
- Call of Duty: Black Ops II (Activision)
- The Elder Scrolls V: Skyrim – Legendary (Bethesda)