ゲームのみならず今では映画も人気となっているセガの『ソニック』シリーズ。2024年は10月にゲーム新作『ソニック X シャドウ ジェネレーションズ』が発売され、年末には映画3作目『Sonic The Hedgehog 3』(ソニック×シャドウ TOKYO MISSION)が公開。再びセガの明るい象徴にしたいという内海州史社長 兼 COO の下で、一時の混乱から軌道修正し、輝きを取り戻しているように見えます。ただし、すべてのリリースが期待通りというわけではないようです。
『ソニックスーパースターズ』の売上は残念だった
Eurogamer とのインタビューの中で内海社長は 2023 年に発売した『ソニックスーパースターズ』について言及し、売上が予想を下回ったことを認めています。聞き手はBitSummit 発起人でかつて Q Entertainment に在籍(水口哲也氏と内海州史氏が設立)、現在は Tigertron の James Mielke 氏です。
「私達は『ソニックフロンティア』ではクリエイティブなことをやろうとトライしました。一方で『ソニックスーパースターズ』では、私たちが提供したものと比較して、結果は残念なものとなりました。さて、今回の『ソニック X シャドウ ジェネレーションズ』では映画新作もあります。映画とゲームとが調和してより大きなものを作るトランスメディアの方向へ舵を切ります。ここでカギを握るのはゲームです。ゲームは非常に高品質であることが求められ、さもなければトランスメディアの効果が薄れてしまいます」
『ソニックスーパースターズ』は2023年10月17日発売の 2D 横スクロールアクションゲーム。従来の2D「ソニック」のプレイ感はそのままに、3Dグラフィックで進化した、懐かしくも新しいハイスピード横スクロールアクションを楽しめます。シリーズ初めて、オフラインでの最大 4 人プレイに対応していることも特徴のひとつ。
Nintendo Switch プラットフォームではこの3日後、2023年10月20日に 2D アクションの『スーパーマリオ』シリーズ最新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が発売されました。