- Wii U が正常に起動しない「160−0103」「160-2155」エラーエラー
- 長期間放置していると発生すると報告、NAND 関係か
- 定期的に電源を入れることがオススメ
Wii の後継機種として 2012 年に発売され、Nintendo Switch へ移行する 2017 年に生産終了となった任天堂の家庭用ゲーム機 Wii U。多くのソフトが Nintendo Switch へ移植されるなどしていますが、Wii U に残るソフトやバーチャルコンソールなど、Wii U だけのプレイ体験はまだ残っています。ただ残念なことに、Wii U をしばらく使用していなかった場合、深刻なシステムエラーが発生し遊べなくなってしまうかもしれません。
Wii U が遊べなくなる?「160−0103」「160-2155」エラー
報告によると長期間使用していなかった Wii U を久しぶりに起動すると「160−0103」エラーが発生し、そこから進行せずゲームソフトを遊ぶことができません。このエラーは国内外で多数報告。いずれの場合も一定期間(年単位で) Wii U 本体の電源を入れておらず、久しぶりに起動した際に発生しています。
個人では修復不可能?
任天堂の公式ホームページには「160−0103」エラーが発生した際の対処方法が掲載されていますが(ソフトの再ダウンロードや本体再起動)、解決しないと報告。また工場出荷時に初期化しても別の問題(「160-2155」エラーなど)が発生するなど解決しないようです。
このエラーはハードに搭載されている NAND 型フラッシュメモリに関係していると指摘。長期間放置されているとデータが消失する場合があります。こうなると任天堂の公式サポートなしに個人での修復は困難。このエラーが発生し Wii U を遊ぶことができなくなった場合は、任天堂へ修理を依頼するしかありません。
幸い2023年3月現在、日本ではまだ Wii U の修理を受け付けています。海外ではサポートが終了している地域もあり、問題に直面したユーザーは修復がより困難なようです。
この問題がまだ発生しておらず、今後 Wii U を遊ぶ可能性があるのであれば、定期的に電源を入れることをオススメします。この問題の関係から本体を中古で購入する際も注意が必要です。
なお Wii U では『スプラトゥーン』『マリオカート8』でオンラインプレイに関する脆弱性が見つかり、緊急メンテナンスが行われています。対応に時間を要する見込みで、再開時期は未定。