セガの看板キャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の原点である初期 4 作品を収録した『ソニックオリジンズ』。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニックCD』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』がデジタルリマスターされた上で収録。アニバーサリーモードやミッションなど新要素も収録されています。
ゲーム機の性能が上がり、3D が主流になって以降も 2D ソニックは開発され続けてきました。任天堂の携帯型ゲーム機で発売された『ソニックアドバンス』(ゲームボーイアドバンスで3作品発売)や『ソニック ラッシュ』(ニンテンドーDSで2作品発売)のように評価の高いシリーズも生まれています。
ただし原点以外のソニックタイトルに関しては、必ずしも移植機会に恵まれているとは言えません。
オリジナル版を実機で遊ぶことが容易ではなくなってきている中で、セガは旧ソニックタイトルの移植やリマスターなどを検討するでしょうか。
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原点以外のクラシック ソニック を移植する可能性は
他の 2D ソニック移植は現在プランにないが…
ソニックチームの飯塚隆氏によると、『ソニックオリジンズ』の反響次第では、また別のソニックタイトルの復活を見られるかもしれません。
別のソニックタイトルを移植する可能性に関しては、Nintendo Life とのインタビューの中で語られたもの。
『ソニックオリジンズ』はクラシックなメインシリーズにフォーカスしたプロジェクトであるため、他タイトルを収録する予定はなかったと話す飯塚氏。今のところ他のタイトルを移植する計画もないと続けます。
しかしながら、今後もまったくないという話ではありません。
飯塚氏は他タイトルの移植については『ソニックオリジンズ』の発売後の反響を見て検討したいと思いますと述べ、原点以外の 2D ソニックも現役のプラットフォームで遊べるようになる可能性を残しています。
『ソニック 3D オリジンズ』は?
3D 方面でも、3D ソニック時代の幕開けとなった『ソニックアドベンチャー』や『ソニックアドベンチャー2』などは今でも人気の高いタイトル。『ソニック 3D オリジンズ』のような形やあるいはリマスター/リメイクが行われる可能性はあるのでしょうか。
飯塚氏は自身がディレクターを務めた『ソニックアドベンチャー』について、思い入れのある今でも大切な作品であるとするものの、3D ソニックの分野では現在『ソニックフロンティア』で新たなソニック体験を提供することに注力していますとコメント。3D ソニック移植の優先順位は高くなさそうです。
2D ソニックの新作プロジェクトがある?
目下、3D ソニック最新作の『ソニックフロンティア』に注力するセガ & ソニックチーム。2D ソニック方面でも新たな体験を創出したいと考えているようです。
「現時点では『ソニックオリジンズ』と『ソニックフロンティア』に注力しており、その他のソニックタイトルに関する計画を共有するのは時期尚早であると考えます。この先のソニックに何があるのかは、時期が来ればお話したいと思います」