任天堂・竹田玄洋氏がD.I.C.E.アワードの功労賞を受賞


 

ビデオゲームのアカデミー賞と言われる「D.I.C.E.アワード」を主宰する Academy of Interactive Arts & Sciences (AIAS、インテラクティブ芸術科学アカデミー)は1月31日、2月22日に開催される第21回アワードで任天堂の竹田玄洋氏に生涯功労賞 (Lifetime Achievement Award) を贈ると発表しました。同賞は2016年に、任天堂前社長の故・岩田聡氏が受賞しています。

竹田氏は1972年に任天堂に入社。家庭用ゲーム機「NINTENDO64 (ニンテンドウろくじゅうようん)」以降、「ニンテンドーゲームキューブ」「Wii」「Wii U」「Nintendo Switch」などの開発を率い、任天堂のハードウェア開発の中心人物として知られています。一方で、『EVRレース』やアーケード版『パンチアウト!!』を手がけるなど、任天堂初のゲームデザイナーでもありました。

2015年からは技術フェローに就任。2017年6月に、任期満了に伴い同職を退任し、現在は特別顧問に就いています。

これまでの生涯功労賞受賞者は以下の通りです。

2007年:荒川實&ハワード・リンカーン
2008年:久夛良木健
2010年:ダグ・ローウェンシュタイン
2011年:ビング・ゴードン
2016年:岩田聡

関連キーワード

share