任天堂アメリカは、4月28日に発売を開始した Nintendo Switch ソフト『マリオカート8 デラックス』が、初日で45.9万本以上を販売し、アメリカ国内において『マリオカート』シリーズ史上最速の出足となったと発表しました(パッケージ版とデジタル版の合算)。
NoA の発表によると、これまでのシリーズ記録を持っていたのは2008年の『マリオカートWii』で、初日の販売本数はおよそ43万3900本。本体の普及台数に差があるにも関わらず、『マリオカート8 デラックス』がこれを上回るロケットスタートを決めていきました。本体に対する装着率は45%に上っているということで、だいたい2人に1人が購入している計算です。
任天堂の君島社長は17年3月期の決算説明会において、『マリオカート8 デラックス』は事前予想を上回る出荷状況であると明かしていましたが、品薄が続く本体の勢いそのままの出足。
『マリオカート8 デラックス』は、『マリオカート8』に有料追加コンテンツや追加キャラクター、バトル専用コースなどを加え、シリーズ最大ボリュームを収録する『8』の完全版。ナンバリング新作の『9』ではありませんが、『8』では未収録だったバトル専用コースがあることで対戦の一層の盛り上がりが期待され、またテレビの前だけでなく、屋外でもマルチプレイを楽しめる Nintendo Switch の特徴を活かすタイトルとしても注目されていました。
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