横浜市は9日、株式会社ポケモンと協力協定を締結したと発表しました。横浜市では現在、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、横浜ならではの魅力を活かした賑わいづくりや、国内外からの誘客推進の取り組みを強化しています。
横浜市と株ポケは2014年から協力して大規模イベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」を開催。2016年も8月に開催が予定されていますが、このイベントの成功実績を踏まえて、横浜市は株ポケとの協力関係をより強化していくことを決定。今回の協力協定締結につながったということです。協定は2016年度〜2020年度末まで。
この協定では横浜のさらなるブランド向上や誘客促進ほか、様々な行政施策の推進、市民生活の充実を通じた地域の活性化につながる『ポケモン』を活用した事業・プロモーションが検討協議されます。なお、株ポケと地方自治体が複数年の協力協定を締結するのは、横浜市が初めてだとか。
今年度のイベントとしては3年目を迎えた「ピカチュウ大量発生チュウ」が開催。今年は内容面も強化し、「横浜音楽祭り2016」のプレイベントとして開催するということです。
横浜市と株式会社ポケモンの「コンテンツを活用したブランド向上及び地域活性化に関する協定」について
基本協定
- ブランドの向上に資するプロモーションに関すること
- 国内外からの誘客促進事業
- 文化プログラムをはじめとする文化芸術振興事業
- その他、横浜市の行政施策の推進に資すること
- 市民生活や活動の充実及び地域活性化に資すること
ピカチュウ大量発生チュウ! とは
「ピカチュウ大量発生チュウ!」は、『ポケットモンスター』でおなじみのピカチュウが、横浜みなとみらいエリアに期間中にのべ1000匹以上出現し、さまざまなショーや大行進を行う大規模イベント。これまでに延べ343万人を集客し、約8億円のメディア露出を記録しています。
ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~
2016年は「ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~」と題して、8月7日から14日にかけて横浜みなとみらいエリア一帯で開催。昨年公表だったピカチュウダンスは、さらにパワーアップした内容で披露されるとのこと。
今年はさらに、新企画として「水」を使ったずぶぬれスプラッシュショーも予定されているそうです。