Meta の SNS「Threads」(スレッズ)が更新され、Fediverse (フェディバース)連携のベータ版が、アメリカを含む数か国語ではじまりました(日本ではまだみたい……?)。18 歳以上で公開プロフィールのユーザーは、このテストに参加できるとのこと。今のところ Fediverse からの返信やフォローを見ることはできませんが、Threads と Fediverse からの合計の「いいね」数を確認することができます。今後、機能の拡充も予定されています。
Fediverse 共有を有効にするにはアカウント設定から「Fediverse共有」をタップするだけ(対応している国のユーザーであれば)。
Fediverse (フェディバース)って?
Fediverse はサービスの垣根を超えてユーザー同士がつながれる、交流できる仕組みだそう。家庭用ゲームで言うところのクロスプラットフォームのような認識でいいんだろうか。
自身がMastodonに参加をしているとして、仲の良い友達や気になる人がMisskeyという異なるSNSを利用していたとします。
これまでの常識では、じゃあ自分もMisskeyに参加して友達と繋がろう。という発想になると思いますが、フェディバースではサービスを越えてユーザーをフォローし合うことが可能です。
- MastodonでMisskeyのユーザーをフォローすれば、
- MisskeyユーザーがMisskeyに投稿した内容を
- Mastodon上の自分のタイムラインで見ることができ、
- コメントやいいね!もできる。
つまり自身はMisskeyに参加してわざわざアカウントを作らなくても、友達や気になる人のアカウントと繋がれるわけです。
フェディバース (Fediverse) ことはじめ|Takehiko Ono
現在は利用したい SNS があれば、1つ1つのサービスに登録しアカウントを新規作成して参加するのが一般的。
Fediverse が普及拡大すると、メインアカウントをいずれかのサービスで作成しておけば他サービスのユーザーともつながれるようになり、ユーザーは何個もアカウントを作成・管理せずに済むようになります。他サービス利用者とのコミュニケーションも容易に。