ごく稀にリメイク(あるいはリマスター)されるタイトルは出ているものの、任天堂は基本的には新作を開発する傾向の強いメーカーです。しかしながら、必ずしも過去作品の掘り起こしに否定的なわけではありません。
現在、Wii U で『Mario Maker』『Yoshi’s Woolly World』の開発に携わっている、任天堂の著名クリエイターの1人である手塚卓志氏は、彼が以前関わったニンテンドーゲームキューブ用ソフト『スーパーマリオサンシャイン』やN64『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリメイクに関心を持っていることを明かしています。
NZGamer が行った独占インタビューの中で、『スーパーマリオサンシャイン』の続編や『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』の3DSリメイクを希望するかどうか訊かれた手塚氏。個人的な意見だけどと前置きした上で「もちろん。できればいいなと思いますね」とコメント。
続けて「個人的には、それらタイトルを再び楽しみたいですね。けれども、いま僕からお伝えできる情報は何も無いんです」と述べています。
過去作品のリメイクに関しては、ミヤホンこと宮本茂氏も以前「任天堂の開発パートナーにとっては良いプロジェクトかもしれない」と語っていて、『風のタクト』以外にもHDリメイクが続く可能性を示唆していました。
[追記]
その後、『ムジュラの仮面』の3DS向けリメイクが「Nintendo Direct 2014.11.6」で発表。2015年2月14日に発売されました。『ゼルダの伝説』に関してはさらにもう1作品。『風のタクト』のHDリメイクの際にグラフィックの実験が行われていたタイトルの1つである『トワイライトプリンセス』がHDリメイクされ、2016年3月に発売されました。