ついに正式発表。
任天堂は2025年1月16日、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)の後継機種「Nintendo Switch 2」(ニンテンドースイッチ ツー)を発表しました。2025年内に発売予定。
これまで様々な名称が付けられてきた任天堂の新ハードということで後継機種の名称も注目されていましたが、素直に後継機種だとわかる「Nintendo Switch 2」に落ち着きました。
なお今回はハードの発表にとどまり、詳細は2025年4月2日に放送される「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 – 2025.4.2」にて発表されるとのこと。
発売前に、世界各地で体験会も開催されます。日本では4月26日(土)・27日(日)の2日間、千葉・幕張メッセ ホール9・10・11にて開催予定。一番遅いソウルでは5月31日〜6月1日の開催となっており、スイッチ2の発売日が各地の体験会以降なのであれば、早くても6月以降ということになりそうです。
Contents
Nintendo Switch 2 がついに正式発表
“2”
ファミリーコンピュータ → スーパーファミコン
ゲームボーイ → ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS → ニンテンドー3DS
Wii → Wii U
と、前世代機の名称を引き継いだ任天堂ハードは複数発売されてきました。概ね別機種であると伝わりやすい進化・変化がありましたが、Wii から Wii U への世代交代の際は次世代機であることが伝わりにくかった(そして普及にも苦労した)反省があります。
Nintendo Switch 世代ではついにナンバリングが採用され、素直に Nintendo Switch 2 と名付けられました。
発売日
発売時期は「2025年内」。
発売前の先行体験会が世界各地で2025年4月から6月にかけて行われるので、全日程が終了してからの発売になるものと思われます。
スイッチ1との互換
Nintendo Switch 2 では、Nintendo Switch 2 専用ソフトに加えて、現行 Nintendo Switch ソフトも対応。スイッチ1世代に購入したソフトを、スイッチ2にも引き継いで遊ぶことができます。ニンテンドーアカウントを使うということでダウンロード版ソフトだけでは?パッケージ版は遊べなくなるの?といった不安がありましたが、任天堂公式よりパッケージ版・ダウンロード版両方のソフトがスイッチ2に対応することが確定しました。
ただし一部のソフトは対応しない場合があるとのこと。詳しくは後日案内されます。
デザイン
スイッチ2の基本デザインは現行スイッチを踏襲しながらやや大型化したものとなっており、分離できるコントローラー Joy-Con もほぼ同じデザインです。Joy-Con (R) にはホームボタンの下に新たなボタンも。
さらに映像では、ストラップをつけた Joy-Con が滑っているような動きが含まれており、マウスとして操作可能になるという噂が現実味を帯びています。
ストラップ部分がマウスの尻尾のよう。光学センサーを覆わないデザインに。
また本体との接続方法も変更されています。
本体側を見ると、有機ELモデルで採用されたフリーストップ式のスタンドのように、柔軟に好みの角度で遊べそうなスタンド、ドック接続用のUSB-Cだけでなく、上部にもイヤホン端子横にUSB-C端子を確認できます。
モーションIRカメラがなくなった?
スイッチ1の Joy-Con (R) に搭載されていたモーションIRカメラ(IRカメラ)ですが、スイッチ2の予告映像を見る限り、それらしきものは見当たりません。ひょっとしてスイッチ2では IR カメラ機能は削除されてしまったのかも。一部スイッチ2に対応していないソフトというのは、IRカメラ機能を使うソフトのことかもしれません。
マリオカート新作
予告映像で紹介されたソフトは『マリオカート』シリーズの新作と思われるもの。グリッドの数から、同時参加できる人数が24人に増加?
またドンキーコングがどうやら新デザインに。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の時点で『スーパードンキーコング』以来のデザイン変更が行われたドンキーコングですが、『マリオカート』新作でもこの新デザインを踏襲したかたちで登場するかもしれません。