任天堂は2023年6月23日、第83期定時株主総会を開催。今年も株主から様々な質問が寄せられています。現行機種の Nintendo Switch（ニンテンドースイッチ）は2017年3月の発売開始から6年が経過し7年目に突入。発売当時を思い起こすと、あっという間に人気が加熱し買いたいときに買えない品薄状態がかなり長い期間続きました。人気に乗じた転売も横行。いずれ発売されるだろう次世代機でも同じようなことになりかねません。欲しい人が正規に購入できるよう、任天堂はどう対策をとるのでしょうか？
任天堂は転売にどう対応するのか
任天堂は新ハード発売時の転売対策をどのように行うつもりなのかという質問に対し古川俊太郎社長は、「まずはお客様の需要を満たせる数を生産して出荷することが最重要だと認識しています」と回答。まずは需要に応じただけの生産・出荷体制を整えることが最重要であると。そして古川社長は、まずやるべきことをやった上で「それ以外にも何か可能な対策がないか検討していきます」ともコメントしています。
常に在庫潤沢というわけでないにせよ、最近の任天堂は限定モデルであっても数量限定にせず一定期間販売を続けるケースが増えています。転売の問題はハードだけではないので、ソフト限定版やamiiboでも安定供給や対策をとってもらいたいところ。
