英国で最も偉大なゲームブランド Top 30、『マリオ』は3位、『ポケモン』は8位

市場調査会社 GfK が、英国で最も収益をあげた上位 30 のビデオゲームフランチャイズを発表。彼らが集計を開始した 1995 年以降の 27 年間で、この 30 のブランドは 127 億ポンド（約 2 兆円）以上を販売しました（パッケージ版の売上のみ。ダウンロード版を含まず）。『マリオ』や『ポケモン』『ソニック』といった日本メーカーのシリーズも貢献しています。

英国で最も人気の高いゲームブランド Top 30

FIFA、CoD、マリオ

最も人気のあるブランドは、エレクトロニック・アーツの世界的サッカーゲーム『FIFA』シリーズ。30年近くにわたり 50 本のタイトルが発売されてきました。2 位はアクティビジョンの『Call of Duty』シリーズ。2003年から20 年近くにわたり 32 本が発売されています。この2つは毎年の新作が英国の年間売上1位2位を争う人気ブランド。累計でも順当にワンツーを飾っています。

3位は任天堂の『マリオ』シリーズ。ミスタービデオゲームがこの順位。ここにはアクションゲーム本編だけでなくマリオが出演する派生シリーズも含まれています。109 作品が集計されており、パッケージ版が最も売れたのは『マリオカートWii』『マリオカート8』『Newスーパーマリオブラザーズ』でした。

4位はテイクツー／ロックスターの『Grand Theft Auto』シリーズ。英国でも非常に人気の高いシリーズで、中でも突出した人気を誇る『GTA V』はパッケージ版売上のみでシリーズ全体の累計売上の 40％ を占めています。PS3 / Xbox 360世代に発売されたタイトルながら、PS4 / Xbox One、そして PS5 / Xbox Series X|S にも対応。3 世代にわたり売れ続けています。

5位は Warner / TT Games などから発売されている『LEGO』のビデオゲームシリーズ。日本市場では好セールスを記録しているとはいいがたいレゴフランチャイズですが、英国を含む海外市場では人気が高く、累計売上 1 億本を突破しています。

上位 30 のブランドのうち 11 ブランドは、レゴを含め何かしらのライセンスタイトルでした。『スター・ウォーズ』や『トム・クランシー』『ハリー・ポッター』など。『FIFA』や『WWE』『F1』といったスポーツブランドと合わせると、ライセンスタイトルの売上は、1995 年以降で計 28 億ポンドに達する巨大なマーケットとなっているようです。

トップ30ブランドのリストは次の通り。

GamesIndustry.biz