Wii U で発売された前作『スプラトゥーン』から、2年後のイカ世界が舞台となっている Nintendo Switch 用ソフト『スプラトゥーン2』。流行の発信地はハイカラシティからハイカラスクエアへと移り、以前にも増して個性的なイカした奴らが登場します。
このページでは『スプラトゥーン2』に登場するキャラクターをご紹介。
Contents
スプラトゥーン2 に登場するイカしたキャラクターたち
インクリング(通称:イカ)
『スプラトゥーン2』でも、主人公はインクリング(通称:イカ)。ガールとボーイが存在。イカしたブキとギアを身につけ、ナワバリバトルに明け暮れている。
インクリングは元々はイカ型の生物であるが、年頃になるとヒト型に擬態することが可能に。街へと繰り出し、イカした存在となるためにナワバリバトルの傍ら、ファッションセンスを磨き、自分の個性を表現するコーディネートの研究に没頭している。
ハイカラスクエアに集まるイカたちは、ハイカラシティにいる若者より垢抜けているらしい。
2年の間に新たな髪型が考案され、ヘアスタイルに関してもおしゃれになった。
以前のイカたちは成長して16歳前後になったが、プレイヤーが操作するイカたちは依然として14歳前後である。
4号
ホタルに見出されたナワバリバトル第2世代の若者。ホタルが制作した改良型ヒーロースーツをまとい、タコ軍団「オクタリアン」と戦う。シオカラーズのことを知らなかったが、興味がないわけではなく、たまたま部活で忙しい時期と被っていたらしい。
改良型ヒーロースーツはライドレールでのトリックやマニューバーのスライドアクションなどの激しい動きに対応できるよう、非常に軽く、伸縮性に富んだ素材で作られている。
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テンタクルズ – ヒメ & イイダ
ハイカラスクエアにて、ハイカラニュースの顔として、またフェスのときはイカした曲で街やバトルを染め上げる、キュートでセクシーな毒舌天才ラッパーの “ヒメ” と、しっかり者で天然なセクシーDJの “イイダ” の2人からなる音楽ユニット。
イイダの制作したトラックに、ヒメがラップを乗せるスタイルで、作詞・作曲からプロデュースまでを自らこなす新世代のアーティスト。次世代ナワバリバトルを代表するアイコンとしての呼び声も高い。
唯一無二の音楽でイカたちを虜にし、イカ界隈のヒットチャートを爆走中。
シオカラーズがたたき上げなのに対して、この2人は天才肌。
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シオカラーズ – アオリ & ホタル
前作『スプラトゥーン』でのラストフェスをきっかけに、その人気に一層の拍車がかかった、アオリ(ボケ担当)とホタル(ツッコミ担当)、いとこ同士の2人によるダンス&ボーカルユニット。ハイカラシティのアイドルから、一躍スターダムへとのし上がった。
シオカラ地方の観光大使を務めている。
以前より少しだけいいところへと引っ越したが、都会にも慣れ、収入も安定してきた現在もルームシェアを続けている。
アオリ
シオカラーズのボケ担当。持ち前の元気なキャラクターからトーク番組やバラエティ番組への出演が増えた。ブレイクを機にゴールデンタイムのドラマにも出演。主人公の友人の大学の同級生という役どころながら、“画面に映るだけでおもしろい” と話題に。
歌にドラマにと人気絶頂でありながら、突如行方不明に。
ホタル
シオカラーズのツッコミ担当。ソロ曲「スミソアエの夜」で歌唱力が評価され、歌番組や舞台への出演が増えた。
行方不明になった相方・アオリ捜しを手伝ってもらうため、ハイカラスクエアにてイイ目をした若者を探している。着物を着ているのは、“お師匠はん” 感を出すための彼女なりの工夫である。
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ハイカラスクエアにいるイキモノたち
ジャッジくん&コジャッジくん
ジャッジくん
前作に引き続いて登場のジャッジくん。猫。この世界に生き残った唯一の哺乳類である。人類滅亡の際に、元の飼い主である科学者から不死の薬を投与され、永遠の命を得た。
ふだんは広場で寝ており、イカたちからはただの野良ネコだと思われている。
ロビーでのルール説明などはジャッジくんからの言葉であり、思念波でイカの脳内に直接語りかけている。
コジャッジくん
ジャッジくんによく似た小さなネコ。その名もコジャッジくん。
ジャッジくんがコールドスリープ装置から生き残れなかったときの保険として、細胞の状態で同じ装置に入れられていた。つまり、ジャッジくんのクローンである。
3か月ほどまえ、掃除のおばちゃんが装置の電源を抜いてしまい、細胞が分裂を始め誕生した。生まれたばかりで可愛い見た目をしているが、ジャッジくんのポジションを虎視眈々と狙っており、いつ寝首をかこうかとその機会をうかがっているらしい。
ブキチ
ブキをこよなく愛する生粋のミリタリーマニア「ブキチ」は、ブキ屋「カンブリアームズ」の3代目店主。改造ブキ「ブキチセレクション」で得た売り上げを元手として、ハイカラスクエアのロビー前に、1年前に新店舗をオープンさせた。ハイカラシティから本店機能を移転。ブイヤベースはブキチの持ちビルなので、以前の店も残っている。
店舗経営の傍ら、ナワバリバトルに関する協議会の理事も務めている。議会でも彼の発言時間はブキの説明と同様に長いようで、発言の長さが問題となり発言に持ち時間制度が導入されることとなったらしい。
ヒーローモードのブキもブキチのサポートにより提供。すべてヒーローモード専用のブキで、ナワバリバトルでの使用認可を得るための試験も兼ねてレンタルしてくれる。
スパイキー & ダウニー
「スパイキー」はダウニーに憧れ、イカしたウニになるためにハイカラスクエアにやってきたトックリガンガゼモドキの少年。ダウニーの子分として、さまざまなビジネスを手伝っている。暇なときはゲームをしているが、話しかけられると即座にやめることのできる強靭な精神力の持ち主。
手先が器用なスパイキーの特技は「ギアのクリーニング」。使い込んだギアについた「追加ギアパワー」を取り外して、初期状態に戻してくれる。
取り外したギアパワーは「ギアパワーのかけら」となって入手できる。「ギアパワーのかけら」をまとまった数集めると、好きなギアの空いているスロットにギアパワーを復元することができ、クリーニングを繰り返せば、好みのギアパワーの組み合わせを作ることができる。
やる気がありすぎてダウニーより有能であるため、イカたちの評判も高い。
ダウニー
ウニの「ダウニー」。路地裏の露天商から転身をはたし、デカタワーのとなりにあるカフェでノマド生活を送っている。実務はスパイキー任せ。
ミウラ
「ミウラ」はアタマのギアを扱うアタマ屋「エボシ・エボシ」の店員。いつも酔っぱらったような口調でミステリアスな雰囲気を醸し出している。そこそこの年齢らしいが童顔なので年齢不詳。イカたちよりは年上のようで、若いイカをからかうのが趣味である。
ハイカラスクエアに来る前はワーキングホリデーを利用した1人旅を続けていた。途中で「エボシ・エボシ」の地区統括オーナーと知り合いになり、気に入られたことから流れでハイカラスクエア店を任されることとなった。流れてくる人が多い、大都会・ハイカラスクエアを象徴するキャラクター。
エビィ
ミウラが旅をしている途中、いつの間にかアタマについてきて以来、ずっと一緒にいるエビ。ミウラを気遣うしっかりものの相棒である。旅先で壮大に迷子になっていることに気がついていないミウラを「ほうっておけない…」と言ってついてきたのが真相らしい。
ビゼン
クラゲの「ビゼン」は、フク屋「フエール・ボンクレー」の雇われ店長。ハイカラシティにいたエチゼンから分裂して発生したというウワサが出るほどであるが、実際そのウワサは事実であるらしい。ビゼンとエチゼンはクラゲの中でも特殊な個体で、言葉を話すことで他の生物と対話する術を持っている。
古い書物でイカの言葉を覚えたため、しゃべり方はとても古風であるが、ファッションは常に最新のトレンドを追求している。
「購入ありがたし」
シガニー
北の地方出身のタカアシガニの「シガニー」は、クツ屋「ドゥーラック」の店員。バンドマンとして活動するためにハイカラスクエアにやってきた。以前はベーシストだったが、地元のバンドが解散したため、現在はギタリスト、作曲担当として新たなバンドで活動している。
長い手足ですべてを抱きしめるような包容力と、深海にいるかのようなゆったりした物腰、そして発する言葉の一つ一つが泡のように人々を優しく包み込み、大人の余裕を感じさせる。
自前で泡風呂ができる。
ロブ
クルマエビの「ロブ」。フットサル仲間のすすめにより、ハイカラシティのエビスシューズを辞めて移動販売「ロブス・10・プラー」を開始。カロリーを無視したテンプラスイーツが、イカした若者のあいだで大当たり。
もともと現金で販売していたが、イカッチャの前に行列が発生するほどの人気で苦情が出たため、限定配布のチケットでフードを提供するようになった。チケットはハイカラスクエア商工会から配布されており、売上はチケットと交換する形で受け取っているらしい。
オクタリアン
シャケ
ミュージシャン
Wet Floor
Wet Floor」は、SNSでの募集がきっかけで集まった5人の男女で構成されている新進気鋭のロックバンド。様々なジャンルが融合した楽曲で若者を中心に人気急上昇中。男女のツインギターとベース、ドラム、そしてシンセサイザーという構成 (Vo. 竹内浩明 / Vo. 渡部沙智子 / Gt. 黒田晃年 / Ba. IKUO / Dr. 山崎慶)。彼らの楽曲「Inkoming!」は『スプラトゥーン2』を代表する1曲。
ω-3 (オメガスリー)
「ω-3 (オメガスリー)」は、サーモンランで流れる BGM を演奏するシャケによるスリーピースバンド。リーダーで作曲担当のチェロ奏者と暴力的なリズムを刻むティンパニ、予想不能なグルーヴを生み出すDJという異色の構成 (Cello 徳澤青弦)。変則的な8分の7拍子のビートを奏でる3人組である。
From Bottom
「From Bottom」は、華やかな熱帯魚・ショーベタのバイオリンを中心に、ボーカル兼リーダーのもずく男、リズム隊のサメ、ホタテ、フグで構成される、イカの若者の間で今キテいる5人組バンド (Violin 真部裕 / Dr. 小畑ポンプ)。フォークロアとパンクロックが融合した、泥臭くも力強いスタイルが人気となっている。
カレントリップ
「カレントリップ」は、ジャズやサンバを取り入れた、アグレッシブな音楽を生みだす、イカの若者の間で話題沸騰の女子6人バンド (Trumpet 湯本淳希 / Piano 桑原あい / Dr. MIZUKI)。アカデミックさ感じさせつつも現代的な印象を兼ね備え、華やかなビジュアルで人気急上昇中。若者だけでなく、音にうるさいイカたちも唸らせる実力を持つ。
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Squid Squad
前作のメイン曲であり、『スプラトゥーン』を象徴する1曲である「Splattack!」を演奏していた Squid Squad。『2』では新たなアーティストたちが多数登場し、存在感が薄れてしまっているが、なんと活動休止中であるらしい。各メンバーはソロ活動をしていたり、他のアーティストと組んで音楽活動を続けているとのこと。
ただ、『2』の登場アーティストで前作アーティストの影響を受けている者も多い。たとえばWet Floorでギターを担当する女の子がSquid Squadの影響を受けていたり、カレントリップのネクタイは、Hightide Eraの影響からなのだとか。
オクト・エキスパンション
「オクト・エキスパンション」は2018年7月31日までに配信開始が予定されている有料の追加コンテンツ。タコのような見た目の主人公「8号」が、様々なステージを乗り越え、地下世界からの脱出を目指す。
No.10008 (通称:8号)
オクト・エキスパンションの主人公。何らかのショックで記憶を失っており、何者なのか、なぜ地下にいるのか、自分自身にもわからない。魂に宿ったシオカラ節のグルーヴに衝き動かされ、地下世界からの脱出を目指すタコのような見た目をした若者。
アタリメ司令
「アタリメ司令」はタコ軍団から人知れずイカ世界を守る「New!カラストンビ部隊」を率いているおじいちゃん。年老いてはいるが、誇り高き歴戦の勇士。かつてイカとタコの間であった「大ナワバリバトル」の英雄で、シオカラーズの2人の祖父にあたる。
弟子の「3号」と共にパトロールを続けていたが、なぜか地下世界に迷い込んでしまい、3号ともはぐれてしまう。
ナマコ車掌
深海メトロのしゃべるナマコ「ナマコ車掌」は、地下の施設の案内人。センジュナマコがモデルと考えられる「ナマコ車掌」は、フシギな見た目をしているが、ありとあらゆる業務をそつなくこなす有能な職員。困ったときは、ナマコ車掌に話しかけてみるといいらしい。
グソクさん
「グソクさん」は、見た目はちょっと怖そうだけど、実は気さくなジェントルマン。深海に生息する、世界最大のダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」近似種と思われる。地下の実験施設で手に入る「ネリメモリー」にご執心。「グソクさん」までが名前なのか。
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