映画『ゼルダの伝説』、フルCGシーンを少なくし「地に足がついた」「リアル」な作品に


The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom(ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム)

 

ウェス・ボール監督は任天堂の映画『ゼルダの伝説』について、より「地に足がついた」「リアル」な作品にしたいと考えているようです。

監督は、かつては『アバター』のような、完全にモーションキャプチャーで制作されたゼルダ映画を夢見ていたそう。しかし現在では実写とCGを組み合わせ、よりリアルな表現を追求しています。

ウェス・ボール監督の新作『猿の惑星/キングダム』では約 30〜40 分程度のフルCGが用いられています。樹皮一枚一枚から葉っぱの一枚一枚にいたるまですべてフルCGとなっており、俳優たちはモーションキャプチャー・ステージで、オブジェクトの代用品を使って演技をしました。監督はこの撮影で『アバター』体験を垣間見ることができ、とても楽しかったといいます。

『猿の惑星/キングダム』で実写とCGの融合を進めたボール監督ですが、映画『ゼルダの伝説』ではより「地に足がついた」「現実的」な作品にしたいと考えているようです。とはいえ、まだ詳細について語る時期ではないようす。

「我々は一生懸命取り組んでいて、素晴らしい作品にするつもりです」とボール監督。あまり多くのことを話すと「任天堂が茂みから飛び出してきて、僕を連れ去ってしまうだろうね」と、厳しい機密保持に関して『猿の惑星』シリーズを思わせるユーモアを交えて表現しています。


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