調査会社「ニールセン デジタル」が行った「国内ネットユーザーの動画コンテンツと動画広告の利用動向調査」によると、有料動画視聴サービスの利用状況において、DVD/Blu-rayのレンタルや購入、ケーブルテレビ、有料衛星放送といった従来型のサービスが数字を落とす中、インターネット動画(定額制や都度課金型のVODなど)が利用者数を伸ばしていることが明らかになりました。

サービス認知率トップは Hulu (フールー)

有料インターネット動画視聴サービスの個別の認知率を見ると、最も認知率が高かったのは『Hulu (フールー)』の77%となりました。次いで『Amazon プライムビデオ』が73%、『dTV』が66%で続いています。

Jリーグの放映権獲得で注目された『DAZN』は31%でした。国内での本格展開開始からまだ1年経っていないことを考えると、なかなか健闘していると言えそうです。してスペインリーグやWWEなど配信コンテンツの充実で、スポーツのライブストリーミングサービスととして今後さらに存在感を高めていきそう。

Amazon プライムビデオの認知率が大幅増

前年の数字との比較では、『Amazon プライムビデオ』の認知率が36ポイント増と大幅アップ。『Netflix』は20ポイント増、『プレミアム GYAO』『ゲオチャンネル』も18ポイント増と前年比で認知率が向上しています。

有料動画視聴サービス利用率:インターネット動画が唯一利用者数を伸ばす

DVDやBlu-ray、ケーブルテレビ、衛星放送といった従来型の有料動画視聴サービスの利用率が減少傾向にある中で、有料インターネット動画サービスは唯一利用者数を伸ばしている分野。2017年3月時点では前年調査と比較して2ポイント増加し14%となりました。

それでも、DVD/Blu-rayのレンタル・購入の利用率はまだ主流で、最も多い54%に利用されています。

ただ『ゲオチャンネル』は、50%以上に認知されているにも関わらず、開始から1年強の2017年6月30日でサービスが終了。知られていてもビジネスとして順調ではなく、短命に終わるサービスもあります。一方で『U-NEXT』は、今回の調査では前年からの認知率の伸びは低いものの、サービス会員数や売上高は順調に拡大しており好調。

調査結果のグラフに表示されていないサービスもまだまだありますし(楽天SHOWTIMEDMM、バンダイチャンネル、スポナビライブなど)、参入企業・サービスの増加で競争も一段と激しくなっています。

今回の調査は2017年3月9〜10日にかけて、PCやフィーチャーフォン、スマートフォン、タブレットのいずれかのデバイスを通じて月1回以上インターネットを利用している日本全国の15歳(高校生)以上の男女約3000名を対象に実施されました。

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