任天堂・岩田聡社長の訃報を受け、NoAのレジー社長やNoEの柴田社長、宮本茂氏がコメント


 

岩田聡氏の訃報を受けて、任天堂アメリカのレジー社長や任天堂ヨーロッパの柴田社長、そして宮本茂氏がそれぞれ岩田氏の急逝を悼むメッセージを発表しています。

任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長。

「岩田さんは行ってしまいましたが、彼が任天堂やゲーム業界全体に与えたインパクトが正しく認識されるにはあと数年はかかるでしょう。彼は任天堂にとって非常に頼もしいリーダーであり、知性や創造性、好奇心、そしてユーモアのセンスなど、彼の貢献は誰の目にも明らかでした。彼と身近に接して仕事をしてきた幸せな人間にとって最も思い出深いことは、メンターとしての彼の能力であり、また特に親しみのある人物だったことでしょう。岩田さんは素晴らしい人間でした。

彼は常に我々を前へと促しました。新しいことへの挑戦であったり、既存の枠組みをひっくり返すこと。とりわけ、ファンに関心を持ってもらうことやワクワクさせること、愛されることに熱心でした。彼の想いを、途切れることなく今後も継続していきます」

任天堂ヨーロッパの柴田聡社長。

「任天堂ヨーロッパは本日、任天堂のグローバルプレジデントである岩田聡氏の訃報を受け、喪に服しています。言葉では言い表せないほどの悲痛な思いです。岩田さんは頼もしいリーダーであり、ゲーム業界でユニークな人物であり、また任天堂の歴史においても重要な役割を担いました。非常に先見性に優れていた人物で、彼を失ったことを非常に寂しく思います。

我々の前進を常に促してくれたように、常にファンを驚かせ、喜ばせるために任天堂が現在進行中の仕事を通じて、彼の遺したものが生き続けることを約束します。

この度は、ご家族の方に心よりお悔やみ申し上げます」

そして任天堂の代表取締役専務・宮本茂氏。

「今回の予期せぬ知らせに大変驚いていますし、また同時に非常に深い悲しみを感じています。任天堂の制作スタッフは一丸となって、岩田さんと僕らが共に作り上げた開発ポリシーを貫き、彼が評価するだろう成果を達成していきます」

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