『Rio de Emocion』『INDEPENDIENTE』と、2作続けてラテン色の強いオルタナサウンドだったDragon Ash。今回もそのラテンノリは踏襲しているんだけれど、過去2作とは何かが違う、それ以前の音と融合したような懐かしい空気も感じさせてくれます。
前作『INDEPENDIENTE』で少し和らいだとはいえ、前々作『Rio de Emocion』はかなりラテンの色が濃く、聴く人を選んでしまうアルバムでした。今作『FREEDOM』は、そのラテンロックを踏襲しつつも、より王道路線に回帰したような、聴きやすいアルバムになっています。
復活したSBKとの「Episode 6」もちょいラテンっぽいノリで楽しげ。SBKの方では鳴りを潜めていたSHIGEOのハイトーンボイスはこちらでは健在だった。SBKの「RETURNS」に5は収録されていますが、このシリーズももう6まで来ましたか。
最初から最後まで一気聴きな勢いのサウンド。お気に入りはシングル曲だけど「Velvet Touch」。聴いてるとEURO 08を思い出す。