今週のGIANT KILLING #299(モーニング2013 No.35)

杉江をキャプテンに迎えた新生ETU、緒戦の相手はお茶目なブラジルトリオを擁する名古屋グランパレス!! な、ジャイアントキリング第299話。最新単行本第28巻ムック「extra Vol.14」、7月23日より発売中。


アウェーを遠足だと思っているのだというブラジルトリオ(ペペ、ゼウベルト、カルロス)、遅刻を不破監督にしかられ、あげく罰金を言い渡されてしまいます。しかもこの前も払っているのだとか。嫌だったら試合の勝利給を罰金支払に充てろと言われ、しぶしぶ了承。

不破監督の話は彼らに止まらず、「いい加減恵まれている環境にいることに気づけよおまえ達」と、日本人選手達の問題意識にも向けられました。

名古屋は不破監督就任以来、出場給や勝利給を、他クラブ水準よりも高めに設定。スポンサーにも恵まれているクラブでありながら、名古屋は漫画の中でも「万年中位」のレッテルを貼られる存在だったのでした。残り10試合で、現在9位。今年も中位をキープしています。

「これがクラブの投資に、お前達の給料に見合った成績か」

ビッグクラブになれる条件を揃えていながら、達成できないのは現場の責任だと不破監督は言います。元日本代表はいても、現A代表選手はおらず、それなりの年俸で契約しながら、勝った負けたをのらりくらり。

「悔しくないのか。恥ずかしくないのか、お前達は。お前達のプロフェッショナリズムは、そんなものか!」

しかし、と続ける不破監督。シーズン残り3分の1で勝ち点3を着実に積み上げていけば、まだトップ争いに十分絡んでいけるといいます。まじめに聞いている、カルロス、ゼウベルト、ですがペペはボーっと上の空。長い話に飽きている様子。

上に行ける可能性はある。逆に言えば、もう後がないと言うこと。シーズン序盤でスタートダッシュの勢いを止められたETUを相手に巻き返しを誓います。

「お前達にプロとしての意地、誇りがあるなら、前回の借りを倍にでもして返してこい!!」

と、選手達を送り出します。さあ、雨の隅田川スタジアム、選手入場です。

ETUのスタメンは、湯沢、杉江、黒田、石神、熊田、椿、赤崎、夏木、亀井、ガブリエル、王子の11人。前回の予想通りとなりました。

記者席では、村越が外れていることに驚きを隠せない記者の姿も。名古屋側の記者なんでしょうか。そして、事情を知る山井さん藤澤さんらETU側の記者は、いろいろあったんだよ。と言いたい気持ちをグッとこらえます。いい方向に向かっていることの証だと思いたい。と、ポジティブな結果を生むことを期待する藤澤さん。

キックオフ前、両監督が挨拶に。牽制し合います。

「君のような若い監督が頑張ってくれるとリーグも盛り上がる。ただし、今日まではもうひと我慢願えるかな?」と、不破監督。

「前回はウチら未勝利のまま名古屋と当たってさ、そっから3連勝と波に乗れたんだよね。だからさ、今回も俺達のいい踏み台になってくれよ」と、持田ばりの悪い顔で返す達海。

ピッチの選手達。椿がブラジルトリオに話しかけられていた話題ですが、王子は、言葉同様たどたどしければいいけどね。と連携の成熟を警戒。前回以上にあの3人、息のあったプレーで仕掛けてくるぞ。といったところで今週はここまで。

シーズン終盤、それぞれのチームの様々な事情が1試合1試合に重くのしかかってくる時期ですが、ETU×名古屋はどのような結果を迎えることとなるのでしょうか。不破監督から発破をかけられた名古屋イレブン、奮起できるか。

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