怪我で引退したはずだった指揮官の、突然の現役復帰発言に衝撃が走るETU。な、ジャイアントキリング第291話。千葉戦終盤収録の最新単行本第27巻&ムック「extra Vol.13」ETU × adidasプロダクトもまだまだ発売中。
リーグジャパンの規約上、選手兼監督は認められていませんが、「選手として登録し直すってんならアリなんじゃねえの?」と、乗り気な笠野さん。達海発言の裏を知っていそうな感じではあります。
「制度上監督兼任が無理ってんなら、待つちゃんあたりを監督に据えて、事実上の傀儡政権にしちゃえばいいわけだし」
「わ、私が監督…ゴクリ」
浮かれる松ちゃん。でも松ちゃん、傀儡ですよ。操り人形ですよ。
「どうよ、ナイスアイデアだと思わない?」
とはいうものの、あまりに突然の発言にみんな言葉が出ません。王子は一緒にプレーするのは楽しそうだと軽い調子で賛成。すると、「何が、ナイスアイデアよ…」とわなわなさせながら有里ちゃんが。達海の方をバッと指さし、
「あたしにとってのプレーヤー・達海猛は、もう死んだの!!」
とバッサリ。全盛期の輝きを、綺麗な記憶のまま残しておきたいと、しまいには泣き出してしまいます。達海は、確かに昔と比べたら衰えてる麺はあるにせよ、それでもやれると思っているからこうして言っていると返します。ETUの面々に負けない程度には自信があると。
ポカーンとしてる選手達の中、厳しい表情でいるのはキャプテン村越。「なんでだ?」と、達海に問いかけます。
「俺が知りたいのは、あんたの今の実力より、なんでんたがこのタイミングでその考えに至ったかだ」
すると達海から厳しく衝撃的な一言が。
「そんなもん、ちょっと考えりゃわかるだろ。使える選手が少ねえからだよ。このクラブに」
連敗により再びチームがバラバラの方向を向いてしまっているETU。その数試合を見て、達海はETUが残留争いに巻き込まれるべくして巻き込まれてる、そこを居場所としているチームであることに気がついたといいます。
「チームに精神年齢があるとしたらね、このチームはガキ過ぎる。それも、大人になろうともしないクソガキのレベルだ」
チームの精神年齢……。ドリさんに言われたことと重ねる杉江。そしてもう一発キレのあるシュートを蹴り込む達海。これはバーに嫌われますが、選手達の度肝を抜きます。
「俺が選手も兼ねれば、ピッチの内外から、勝つために必要な事をお前達に伝えられる」
次の段階へ、負け癖改善へチームのメンタルを変える。ですが、達海の顔には2本のシュートで既に汗。選手を取るかはGMの仕事。というわけで、達海は入団テストを兼ねて5対5のミニゲームを行なうと発言。達海と本気の5対5。名乗り出るのは誰?すると真っ先に挙手したのは、現7番の椿。レジェンドと対決しちゃうの?といったところで今週はここまで。
実際に現役復帰は無いんだろうなーという感じですが、負け癖を取り除くためのカンフル剤としての達海の爆弾発言。なんかモヤっとしますがどう決着をつけていくんでしょうか。
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