6月28日に行われた任天堂の第72期定時株主総会の質疑応答において、今後も新たな付加価値を追加した『ニンテンドー3DS』本体を投入し、採算を改善するような施策をとっていくのかという質問を受けた岩田社長は、現時点で付加価値をつけて次のモデルをつくる具体的な計画が無いとコメントしました。
ニンテンドー3DSは2011年2月の発売以来、これまで単一モデル(カラーバリエーションの追加はありました)で販売されており、今年7月28日に、画面を大型化したサイズバリエーションモデル『ニンテンドー3DS LL』が発売されます。
岩田社長はバリエーションを増やさない理由として、選択肢が増えることで「多すぎて選べない」という心理状態になってしまうことや、単一モデルを大量生産することによるコスト圧縮をあげています。
そんな中で3DS LLが発売される理由としては、画面大型化へのユーザーの声が非常に多かったことや、DSi LLが好評だった事があるようです。
ただし「長いレンジの将来ということになると、もちろん分からないわけですが」ともコメント。デジタルガジェットはトレンドの変化が早いので、柔軟に進化、変化を続けていくのが自然なのかなと思いますね。
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