ニンテンドー3DS向けにも「タッチジェネレーションズ」相当のタイトルを準備中。
任天堂の第3四半期決算説明会の質疑応答が公開されました。その中で3DSのカジュアル層獲得の施策についての質問を受けて、任天堂の岩田社長は、今年発売ソフトでまだ未発表ながら、ユーザー層拡大を狙えるタイトルを幾つか用意していることを明らかにしました。
3DSは2011年2月に発売されて以来、主にゲームファンをターゲットとしたタイトルを発売し、販売数を伸ばしてきました。2012年1月現在、今後発売の予定されているカジュアル・ライト層向けのタイトルは「どうぶつの森」「トモダチコレクション」「ガールズモード」がありますが、全て続編タイトルなんですよね。任天堂らしくないなと思っていたら、やはり準備は進められていました。
「タッチジェネレーションズ」をただ3DSに載せましただけですと、いかにも新鮮味がありません
他社ならそれだけで出してくることもありそうなものですが、そういうことは原則やらない主義なのが任天堂。3DSハードの機能と絡めて、新鮮なタイトルが登場することに期待。
そして、ユーザー層拡大一辺倒になってしまうと、Wiiのようにカジュアル向けだらけになってしまえばコア層が離れてしまう事もあるので、
まず3DSでは、今3DSを買っていただいたお客様に満足していただけるということを維持しなければいけないので、ユーザー拡大一辺倒になってはいけなく、この辺のバランスが非常に重要だと思っております。
と岩田社長はコメントしています。Wii U の立ち上げもありますが、ゲームのプラットフォームビジネスにとって大事な3年度目になるという3DSの方も、面白い取り組みが続々発表されそうです。
![]() |