日本サッカー協会は9日、日本代表を率いてきたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任を発表しました。後任監督には技術委員長の西野朗氏が就きます。早朝からニュースになっていましたが、実際に協会から発表されました。しかしなぜ今。残り2か月のタイミングで。

欧州遠征で1分1敗だった日本代表。西野氏は「もちろん継続して考えたい」として、ハリル監督をサポートしていく考えを表明していましたが、協会は6月のロシア・ワールドカップまで約2か月となったこのタイミングでの解任に踏み切りました。

ハリル監督はコートジボワール代表を率いた2010年にも、本大会前に開催されたアフリカネイションズカップで、準々決勝で敗退したことにより解任。これが2度目の本大会直前解任となります。

日本代表監督としてのハリル監督の通算成績は38試合21勝9分8敗。アジア予選でオーストラリア代表を相手に博打を打って、見事勝利したときは痺れましたけれども。

W杯開幕までに予定されている親善試合は残り3試合(5月30日vsガーナ、6月8日vsスイス、6月12日vsパラグアイ)。W杯本大会の最終メンバーの登録期限は6月4日だということで、西野新監督はガーナ戦1試合は選手を直に見れることになります。とはいえその1試合の前には大枠は決まっていて、残された時間はほぼないという方が正しいのでしょうけれど。

西野氏はU-23代表監督としてアトランタ五輪本大会でブラジルを破る、マイアミの奇跡のときの監督。クラブチーム監督としてはガンバ大阪監督時代に攻撃的なチームを作り上げ、J1リーグ優勝や天皇杯優勝を経験。ACLも制しました。Jリーグ監督通算勝利数は、歴代1位の270勝です。

ただしガンバ大阪での輝かしい実績以降、ヴィッセル神戸と名古屋グランパスでは結果を出せていません(ヴィッセル神戸では途中就任して途中解任)。そういう意味で、西野氏しか現状は選択肢が無かったのかもしれませんが、はたしてこの短期間で代表のパフォーマンスが好転するのかどうかは不安なところ。

監督に不満を覚える、コミュニケーション、信頼関係に問題がある選手がいたのであれば、その選手を呼ばなければいいのでは?と思いますが(実際、最近はメンバーから外れていたのかもしれませんが……)、ともあれ日本代表は新体制でロシアW杯へ臨むこととなります。

任天堂ハード的にはニンテンドー3DS用ソフト『ポケットサッカーリーグ カルチョビット』のプロモーションに起用。監督としての手腕を発揮し、見事なチームを作り上げました。ちなみにそのプロモーションには、今では日本代表にも選ばれるほどの選手となった久保裕也選手(当時は京都サンガに所属)も起用されていました。

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