コナミは1日、2013年3月期第2四半期業績を発表(2012年4-9月)。売上高1066.7億円、営業利益125.6億円、経常利益114.8億円、純利益69.5億円でした。ゲーミング&システム事業を除く分野で前年割れとなり、売上高が減少、営業利益も減少しています。
家庭用ゲーム機を含む「デジタルエンタテインメント事業」は、526.9億円(前年同期比-9.3%)の売上。営業利益は116.9億円でした。
内訳は「コンシューマゲーム(家庭用)」が152億円、「SNS(ソーシャル関連)」が158億円、「eアミューズメント」が100億円、「カードゲーム」が113億円、「その他」が4億円。
ゲームソフト販売本数は、昨年より時期を早めて海外版ウイイレ『PES 2013』を欧米で投入したサッカーゲーム分野が前年超えの368万本(前年同期比125.5%)、メタルギアシリーズも72万本(同211.7%)を記録しているものの、その他ジャンルは前年割れで628万本に止まりました。
地域別では日本での販売数が深刻で、304万本から134万本と半数以下に落ち込みました。確かに最近のコナミはかつてのような存在感がありません。
下期ではメタルギアシリーズ最新作のPS3/Xbox 360『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』を2013年2月に発売予定であるほか、ドラキュラシリーズ最新作3DS『Castlevania: Lords of Shadow -Mirror of Fate』、PS3/Xbox 360『Castlevania: Lords of Shadow 2』などが予定されています。
また海外でのニーズをいち早く取り入れたゲーム制作を進めるため、現地でのゲーム制作体制の整備も推進していくとしています。
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