コナミから2日、2012年度第1四半期の業績が発表されました。売上高は491億2800万円(前年同期比89.5%)、営業利益は53億8000万円(前年同期比69.3%)、純利益は27億1500万円(前年同期比67.1%)となっています。
主力であるデジタルエンタテインメント事業の売り上げが228億2000万円(前年同期比87.4%)と不調だったことが、売上高の前年割れに響いています。
コナミは今期の通期予想を前年度並みの売上高2700億円、営業利益411億円、純利益231億円としており、計画達成に向けて順調な進捗となった。としています。
家庭用ゲームやソーシャル関連を含むデジタルエンタテインメント事業の内訳は
(単位:億円) | 2012年3月期 第1四半期 (’11/4-6) | 2013年3月期 第1四半期 (’12/4-6) |
---|---|---|
コンシューマゲーム | 77 | 51 |
SNS | 78 | 79 |
eアミューズメント | 43 | 38 |
カードゲーム | 61 | 59 |
その他 | 2 | 2 |
売上高合計 | 261 | 228 |
営業利益 | 61 | 52 |
営業利益率 | 23.2% | 22.8% |
となっており、SNSはソーシャルコンテンツ累計登録者数が2,300万人を突破しながら頭打ち。家庭用は目立ったタイトルが無かったことから前年同期比66.2%に減少となり。カードゲーム売り上げにも抜かれ、部門内で3番目の売り上げとなっています。
期間内のビデオゲーム売り上げは、日本で半減(129万本→60万本)しているのが大きく響き、トータル202万本と74万本の減少。サッカーゲーム(ウイニングイレブン)の販売本数は93万本で、前年から18万本増加しています。