カプコンは7日、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)における連結決算を発表しました。売上高820億6,500万円(前年比16.0%減)、営業利益123億1,800万円(前年比13.8%減)、経常利益118億1,900万円(前年比8.1%減)、当期純利益は67億2,300万円(前年比13.2%減)となっています。
家庭用ゲームについては、11年末に発売した『モンスターハンター3(トライ)G』が安定した売れ行きを続け、国内出荷本数が160万本を越え手堅く伸長したほか、海外で期末に発売した『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』(日本では4月26日発売)も170万本を出荷し、一定の出足を示したとしています。
また、オンラインゲーム『モンスターハンター フロンティア オンライン』シリーズも好調裡に終始したと発表しています。
一方で『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳』は140万本を出荷しましたが目標に届かず軟調に推移と評価しました。
カプコンは2012年度、成長余力の高いオンラインコンテンツに経営資源を集中させていくほか、家庭用ゲーム機の発表済みタイトル『バイオハザード6』や『ドラゴンズドグマ』の世界発売を予定。グローバル展開を拡大し、大型タイトルの投入により売上高1,050億円、営業利益158億円の過去最高業績を見込んでいます。
また、忘れてはならない大型タイトルとして3DS用に開発されているモンハン最新作『モンスターハンター4』があります。『モンハン3G』の社長が訊くで任天堂の岩田社長がカプコンの辻本さん・藤岡さんに
“やりつくした頃にちょうど『4』が出る・・・ということですかね(笑)。”
と尋ねたところ、
“はい(笑)。がんばります!”
なんていうやりとりがありました。
『4』は『3G』と並行して開発が進められており、3DSカンファレンスで公開されたコンセプト映像は開発スタッフが操作しているプレイアブル映像でした。モンハンシリーズは初代以来毎年新作がリリースされていることを考えると、2012年度中に発売されることもありそうです。
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