コナミの4−12月は減収増益、Switch向け『桃鉄』が1月までに250万本の大ヒット


桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~

 

コナミホールディングスが2021年2月4日に発表した2021年3月期第3四半期決算(2020年4-12月)は、主力のデジタルエンタテインメント事業が33%増など新型コロナの影響を受けた他事業の売上高減少分を相殺。また同事業は利益率も高いことから、利益項目では増益となりました。

第3四半期の売上高はほぼ前年同期並の1919億円、営業利益は69%増の405億円、純利益は66%増の270億円となりました。

デジタルエンタテインメント事業ではNintendo Switch向け『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が2020年12月末までに150万本、1月時点では250万本を突破という大ヒットを記録。また『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』において、基本プレイ無料版「LITE」を配信したり、Steam で国内向け販売を開始するなど盛り上げに注力しています。

モバイルではグローバル市場において『eFootball ウイニングイレブン 2021』や『遊戯王 デュエルリンクス』が牽引。国内市場向けとしては5周年を迎えた『プロ野球スピリッツA(エース)』が好調だったほか、『実況パワフルプロ野球』も堅調で、四半期ベースで過去最高の売上高を記録しています。

これらの結果、デジタルエンタテインメント事業の売上高は前年同期比33%増の1446億円、事業利益は79%増の521億円となりました。

アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業、スポーツ事業に関しては新型コロナの影響を受けてそれぞれ減収。(ゲーミング&システム事業とスポーツ事業については事業損益が赤字に転落しています。

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