EAの2014年7-9期業績、売上・利益共に前年比プラスに。『FIFA』などの「Ultimate Team」が好調


 

Electronic Artsから、9月30日を末日とする2015年3月期第2四半期業績が発表されました。PS4とXbox Oneの立ち上がりに上手く乗り、前世代機向けでも好調な販売が続いた結果、Non-GAAPベースによる売上高は12億2000万ドル、純利益は2億3200万ドルと前年越え。GAAPベースの売上高も9億9000万ドル、純利益は300万ドルで2億7300万ドルの損失を計上した前年同期から黒字に転換しています。

『FIFA 15』『Madden NFL 15』『NHL 15』『The Sims 4』が発売されたEAの2014年7-9月期は、ソフトとサービス双方が好調に推移し、前年を上回る売り上げを記録しました。

7-9月期のモバイルタイトルのMAU(月間アクティブユーザー数)は、平均1億5500万人。
スポーツゲームに限定した場合のMAUは4,000万人で、前年を250%上回っているとのこと。

また『FIFA』『Madden NFL』『NHL』の人気コンテンツ「Ultimate Team」の売り上げは前年比96%プラスと、こちらも好調。今やEAのデジタルセールスを牽引するサービスとなっています。年間を通じて収益を計算できますしね。

デジタル分野も好調

そんな「Ultimate Team」を含むデジタル分野は4億5300万ドルを生成。据置ゲーム機向けが前年同期比95%増の1億7200万ドル、PCその他向けが6%アップの1億6600万ドル、モバイル向けが11%アップの1億1150万ドルでした。

販売コンテンツとしては、追加コンテンツが前年同期比20%増の1億5300万ドル。モバイルがこれに1億1500万ドルで続いています。フルゲームは71%増の9400万ドル、サブスクリプションなどは47%増の9100万ドルでした。

通期予想は、Non-GAAPベースでは売上高41億7500万ドル、純利益6億5600万ドル。GAAPベースの売上高は43億7500万ドル、純利益6億6300万ドルの見通しです。

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