ハピネット、中間期決算を上方修正。ニンテンドースイッチ関連販売が好調


 

ハピネットは25日、2017年4〜9月期の純利益が従来予想の7億円から28.6%上振れして9億円になりそうだと発表しました。売上高は770億円から7.8%増の830億円、営業利益は33%増の16億円、経常利益は15億円にそれぞれ上方修正しています。前年同期比では営業利益、経常利益が倍増、純利益は3倍近い規模に拡大します。

ハピネットはバンダイナムコホールディングス傘下で、玩具や映像音楽ソフト、アミューズメント、ビデオゲームの中間流通大手企業。

今回の決算が好調な背景には、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」本体や関連ソフト『スプラトゥーン2』『マリオカート8 デラックス』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の販売が好調に推移したことが理由としてあります。またハピネット傘下にはマックスゲームズがあり、周辺機器販売も好調だったと見られます。

なお、2018年3月期の通期業績見通しについては、「年間で最大商戦期にあたるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明」であるため修正せず、従来予想を据え置きました。

スイッチは人気が続いており、今後もハピネットの業績を牽引する存在となりそうです。

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