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まさか、うそだろ?
気長に待つなんて書いたばかりだというのに、公式サイトには曽田選手現役引退のリリース(コンサドーレ札幌 曽田雄志選手 現役引退のお知らせ)。地元札幌市出身で、新人からこれまで9シーズン札幌でプレーしたミスター・コンサドーレは、再びJ1の地を踏むことなくユニフォームを脱ぐこととなってしまいました。

復帰間近と言われながらも調整が随分と遅れていたので、ひょっとしてという想いが無かったわけではないけれど、それでも、今年は無理でも来年はとピッチに戻ってくるのを信じていただけに残念でなりません。誰にもいつかは引退する日がやってくるとはいえ寂しいなあ。

契約がまだ残っていたと思うので、それでも引退というのは本人の満足行くところまで回復しなかったんだろうなあ。クラブの財政事情を汲んでの事なのかもしれません。

今シーズン限りで引退する事になりました。
復帰を待っていてくれた皆さん、本当にすみません。
ホーム最終戦で改めてごあいさつさせて頂きます。
9年間、素晴らしい思い出ができました。
本当に、ありがとうございました。

曽田雄志

9年間というクラブ史上最長の在籍歴や、Jリーグ最後のVゴール、キーパーも含めた全ポジションでの出場など、色々な意味で札幌の歴史に残る選手だったよ。

お疲れさまでした。

ニトリが撤退し、胸スポンサーが白紙となってしまったコンサドーレ札幌
そんな札幌ですが、石水パパこと石屋製菓の石水勲顧問が救いの手を差し伸べてくれました。10日にHFCクラブ事務所を訪れ、胸スポンサーと同額までスポンサー料を引き上げる準備があると話したそうです。いくらかという部分については報道によって差があるので不確かですが、07年以来3年振りに白い恋人が胸スポンサーに帰って来そうです。さすが個人で多額の株式を保有するコンサドーレ最大のサポーター石水パパは心強い(予定通りの行動ではありそうだけど)。

ただ、白い恋人が胸スポンサーに復帰するだけでは、最悪の事態を脱したとはいえ安心は出来ません。スポンサー数が減少している上に、ニトリの2年5億という穴を埋め切れてないですからね。半期では前年度より売上を伸ばしてはいますが、将来的にJ1で戦っていくために長期負債を減らして身軽になっておきたい。そのためには入場料と広告収入をもう1段階引き上げる必要があり、継続してスポンサー開拓と観客数の拡大に努めなくてはいけません。

とはいえ、これで石崎監督に続投要請をしやすくなったのではないだろうか。後は厳しい予算の中でどこまで監督の望むチーム作りを進められるかですね。休止していた来季の編成もようやく動き出しそうです。

ニトリのオフィシャルパートナーからの撤退で、来季の構想が白紙に戻らざるを得なくなってしまったコンサドーレ札幌。ただでさえ来季は人件費を圧縮していくと言うところで、さらにメインスポンサーの撤退という追い打ち。無い袖がどんどん短くなる事態に頭を抱えるばかりです。

札幌は J1昇格が無くなったことで、早い時期から来季に向けて動き始めることが出来ていたわけですが、この問題によって補強に向けた交渉は全て一時休止。石崎監督体制で臨む基本方針は変わらないとしているものの、最悪それも白紙になってしまう可能性もあるみたいですね。人件費の目安が見えないことで強化部も動くに動けず、焦りは募るばかり。んー苦しい。

目下の優先事項はは石川の残留でしたが、それも休止。矢萩社長によると保有選手数は27名をキープしたい意向で、そうなると現所属選手も相当な年俸の圧縮を覚悟しなくてはなりません。長期離脱者が多い中で補強もままならないというのは、来年のリーグ戦にも大きく不安を残すことになりそうです。

ただ、相対的に株主であるサポーターの影響力は強まるんですよね。札幌は親会社を持たない市民クラブでサポーターズ持株会が筆頭株主ですが、フロントとサポーターの距離は決して近くありません。こういう時だからこそ、サポーターとフロントとの関係を近づけていければ、今後にも繋がっていくんじゃないのかなと思いますね。あれ、そういえば去年の応援自粛時にも、市民・サポーターとの距離は問題視されていたような。

昨年から2年間コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーを務めていたニトリが今シーズンをもって撤退するというニュースが7日に出ていましたね。胸スポンサーの撤退という、資金難に苦しむ札幌に執っては冗談であって欲しいような、でも現実のお話。

07年に石屋製菓の不祥事が明るみに出て、ニトリはその緊急的な措置として支援を要請されて胸スポンサーについてくれました。2年でおよそ5億ですか。それが予定の2年が経過し一定の役割を終えたということで、今回の撤退に繋がったようです。

しかし期間満了だからとサクッとサヨナラするのはなかなかドライな判断ですね。他の形で継続されることも無いんだろうか。このご時世にあって、ニトリは業績悪化どころか右肩上がりを続けていますから、継続が無いと言うことは、それだけコンサドーレ札幌というコンテンツに魅力が無かったという事なんでしょうね。悲しいけれど。

ニトリの決定を受けて、HFCは新たなスポンサーの開拓を迫られているわけですが、今のこの時期から大口のスポンサーを獲得するのは容易ではないでしょう。年間2億と言われるニトリの支援がそっくり抜けて無くなるとなれば、強化費にもかなり影響が出て来そうです。

もう1つの柱である入場料も、現状から劇的に良くなる見込みは薄いですからね。もう1段階上へ引き上げるために僕らは何が出来るだろう?

なるほど、予算の策定が遅れていたのも頷けます。最悪を頭の片隅におきながら、対策を講じずにいるのも何だかHFCらしいですけど。って、この辺は改善されていかなくてはならないですが。

それにしても痛いなあ。
札幌のスポンサー数は多い方では無いので、営業部はスポンサー獲得へより一層働いてもらわねばなりません。強化部の三上さんくらい皆が仕事量こなせばいいかな。かなり大変そうですが、世界の裏側の企業からでもスポンサー契約取ってくる位の気持ちでね。

何の波乱も起こせないまま天皇杯を終え、2週間ぶりとなるリーグ戦を迎えたコンサドーレ札幌。第48節、今年の厚別最終戦は2戦2分けのカターレ富山と対戦です。下位にも取りこぼしが多くそれが順位に現れている札幌ですが、3度目の対戦でしかも厚別開催ということで、なんとか勝ち点3を手にしたいところです。

2009J2 第48節

コンサドーレ札幌 1 – 1 カターレ富山

■得点者:
札幌/83′石井
富山/53′石田
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 西嶋 石川 岩沼
MF:宮澤 ダニルソン 上里 ハファエル 砂川
FW:キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
DF:吉弘
MF:藤田
FW:石井 中山
■交代選手:
59分:宮澤→藤田
72分:砂川→中山
77分:キリノ→石井

ここ5試合で1得点という悪い流れを変えるべく、石崎監督は来季いないから使わないと言っていたハファエルを先発で起用。単純にプレーだけ見ていれば最近の攻撃陣で最も調子が良いのは一目瞭然ですから、起用は当然と言ったところでしょうか。ゴールをイメージした動き出しを活かして、普段は孤立しがちなキリノと近い位置でプレーすることで攻撃を活性化してくれました。

この試合はハファエルが入ったことで布陣を4-2-3-1(4-4-1-1?)に変更。吉弘と藤田は体調不良(征也は腰痛みたいだけど吉弘は?)でベンチスタート。その影響か西嶋がCBに入り、岩沼が左SBで、上里が右SMFでそれぞれ起用されています。

札幌はハファエルを中心として攻撃を組み立て、何度も富山ゴール前までは迫るのですが、ラストの精度を欠いて得点を奪えず。岩沼のボールからキリノが落として最後はハファエルで、決まったかと思われたボールもオフサイドとツキがありません。岩沼はまだ守備で不安を抱えているけれど、上里の左SBがボツになってしまったので貴重な左利きの左SBとして出場機会を増やしてほしいですね。

ハファエルがいることでキリノへのマークが分散し、いつもよりやりやすそうなキリノ。中央で起用されることの多い選手はハファエルに見習うべき動きが多いように見えます。

後半、西嶋のバックパスをキーパーの高原がなぜか詰めていた富山の石田にナイスパス。石田はこのプレゼントボールを難なく決めて、札幌はまたしてもミス絡みで失点。

失点率も被シュート数もそれほど悪い数字では無いだけに、こうした致命的なミスの多さが痛いですね。そしてそれがおそらく選手にも悪いイメージとして植え付けられているのか、失点するとそれまで以上に冷静さを欠いて流れが悪くなってしまいます。攻めるしかない札幌ですが、引いている富山の守備陣をなかなか崩しきることが出来ません。シーズン序盤はサイド一辺倒だったけど、もっとシンプルにボールを動かしていたと思うんだけどなあ。

9番がキタ!

ホームで、厚別最終戦でこのまま終われないだろう?なんて思っていたら、ついにこの人がやってくれました。後半38分、キリノと代わって入った石井が実に2年振りの得点。

相手に囲まれながら中央で粘り、ボールがこぼれたところをハファエルが拾って左サイドへ展開、そのボールを上里がゴール前へクロス。そこへ走り込んできたのはボールを出したハファエルと中山に石井、その後ろには藤田もと珍しくゴール前に4人が詰めていました。ゴール前にこれだけ揃っていれば、出し手が上里なら決定的な場面になりやすい。飛び込んできたハファエル側へ詰めたキーパーの後方へ流れたボールを石井が頭で無人のゴールへ流し込んで、ようやくですがドローに持ち込む事が出来ました。やれば出来る子ですよ。

不慣れなサイドで結果を出せずに苦しんでいた9番がFWとして結果を出せた事は好材料。個人プレーが目立ち、チームとしてはまだまだな所を見せてしまった試合だけど石井に関しては次に繋がるものを得たんじゃないかなと思う。

残り3試合。現有戦力で今年の集大成を見られる日はあるだろうか。

怪我で離脱している大伍とソンファンの経過が公式サイトで発表になっていました。リリースによると、大伍は予定されていた手術が無事に終了し全治2ヶ月。ソンファンに関しては、怪我をしていた左踵の疲労骨折だったようで、全治まで2-3ヶ月だそうです。

またかという思い。
箕輪、岡本もそうでしたが、フロントはどうにも怪我後の対応が遅すぎやしないかと感じます。岡本は早期に決断出来ていれば、今年の復帰は難しかったにしても来年頭には良い状態で臨めただろうし、箕輪や曽田にしても、当初なら既に復帰出来ているはずが箕輪は再手術だし、曽田は慎重に慎重を期しているのかサテライト戦止まり。

そして今回のソンファンですが、離脱してから1ヶ月ほど経ってからようやく診断、そして発表。経過を見るにしてもこれまでの期間一体何をしていたんだろうかと、クラブの姿勢に疑問を感じずにはいられません。

まあ、その反省が大伍に活かされたのか、それとも本人の要望を汲んだのかは分かりませんが、限られた人材でやりくりしていかなければならないのに、離脱期間を長引かせてしまうというのは問題があるんじゃないのかな。怪我はプロ生活を送っていく上では不可避であって仕方の無い事だし、勿論クラブは選手を大事に考えていて、結果的にそうなってしまったという面もあるだろうけど、年間でここまで立て続けにだからね。対策を考えることは必要になってくるでしょう。

より早くて正確な判断というものが、チーム戦術だけではなくフロントにも求められています。予算の件にしてもそうですね。

Jリーグの各クラブは続々と来季の人事が発表になっていますが、コンサドーレ札幌を運営するHFCは予算の策定が難航し、予定より遅れているみたい。ですが、補強ポイントは既にクリアになっており、まずはDF石川の残留に向けて交渉を開始したようです。

三上強化部長が「ミニマムの予算でも、直樹(石川)は外せない。」と話しているように、怪我などでパフォーマンスが計算出来ないDFの多い中で、石崎監督の戦術をよく理解し、J1経験もある石川の存在は貴重。後ろが安定すれば前線のやりくりも楽になりますからね。完全が難しければレンタルの延長も視野に入れて、柏との交渉を開始しているようです。

そして、FW/GK/SBの補強を各1人ずつ行うと道スポには書いてありました。石川がSBを任された試合もありましたが、殆どCBなのでこの場合のSBはおそらく別枠。今年は本職と呼べるSBが西嶋1人しかおらず、征也をSBにコンバートするもあっさりと諦め、以降はセンターハーフの大伍、上里、芳賀、そして岩沼が務めています。

コアメンバーでやりくりするばかりで競争も殆ど無かったので、ここでしっかりと本職選手を獲得し、層を厚くしていきたいところですね。

FWとGKは、人数だけは揃って居るのですが、FWはキリノ以下が著しく得点力不足、GKも今年はルーキーの曳地以外の3人が起用され、最終的に高原が定位置に近いのかなという感じ。GKは4人いるので誰か1人はチームから外れる可能性が高いですね。人件費の圧縮と試合数の減少で、選手年俸と共に所属人数も、もしかしたら圧縮されるのかもしれません。

育成型のクラブを方針として掲げていながら、選手が育ってくれるまで我慢出来る体力がクラブに無いのが辛いところです。

ニッカンの記事内にあった、矢萩社長の言葉
「残り4戦と天皇杯で(契約が)決まる選手もいる」

ボーダーラインに居る選手にとっては、非常に重要な4試合+αになってくるんですよね。毎年の事ながら、補強の楽しみもありつつ当然去っていく選手も居るわけで、嫌な時期でもあります。

天皇杯清水戦では、昨年と今年2シーズン無得点の謙伍が選手生命を懸けるとまでして臨んだようですが、残念ながら前半のみでハファエルと交代。ハファエルも来季の契約更新は今のところないので、他チームへのアピールも含めて必死。最近では彼が入ると目に見えて流れが変わるジョーカー的な役割を担ってくれていますね。

さて、謙伍。
2年目の06年に2トップの一角としてブレイクし、07年はスーパーサブとして、貴重な得点を幾つも奪ってくれました。しかし、J1に昇格した08年は無得点に終わり、今年は開幕スタメンを飾りましたが、SMFという新しいポジションで苦労し、徐々に出場機会を減らしています。腰痛や、出場しても気合いが空回っている場面もあって、なかなか監督の信頼を得るに至っていません。

今年で複数年契約が切れるそうで、無得点というのはFWとして当然焦りがあるんだろうね。ユースから昇格した生え抜きの選手でサポーター人気も高い謙伍ですが、このままでは来季の契約は厳しいのかもしれません。能力は高い方なので、1点取れればブレイクスルーのきっかけになりそうなものなんですけどね。開幕戦で1本でも決まっていればと考えてしまいます。

レンタルで放出というのもありそうだと何度か書いてましたけど、札幌で活躍する姿を見ていたいというのが当然の思い。天皇杯は敗れてしまったので今シーズンは残り4試合。期待値ではなく、実力で高評価を掴んでほしいものです。

遊離軟骨を発症しながら27日に練習に復帰した大伍ですが、やはり無理をさせずに来月にも除去手術を受ける事になったようです。正式な決定は週明けだそうですが、来季のキャンプまでには合流出来るように調整するみたいですね。これは良い判断でしょう。

これで大伍の今シーズンは終わってしまいますが、GK以外の全ポジションをそつなくこなすユーティリティー性を発揮し、チームに欠かせない存在となりました。得点も7得点と、キリノに次いでチーム2位。残念ながら彼が今シーズンの目標としていた二桁得点には届きませんでしたが、守備的な位置で起用されることも多かった中では結果を残したと言えるでしょう。

来年はどこで使われるんだろう。まあ大伍ならどこで起用されてもそれなりにやってくれるでしょうね。前の方が彼らしさというか、良いプレーをしているように思うので、出来れば攻撃的な位置で起用されるのを見たいですが。

古田君と大伍を欠くということで控えの選手にもチャンスは巡ってくるはず。出番の少ない選手達はここでアピールしておきたいところです。

左足首痛とA型インフルエンザ感染のために離脱していたMF西大伍が、27日の練習から部分的に合流したようです。ニッカンによると、大伍の左足首痛の原因は遊離軟骨。最近だと長谷部が手術していましたね。小野ももはや持病のように悩まされ続けています。

来シーズンに向けて動き出しているとはいえ、リーグ戦は消化試合で、上位との対戦も天皇杯の清水戦くらい。大伍のユーティリティー性はチームにとって不可欠な存在ですし、天皇杯でJ1とやれる経験は貴重なものですが、シーズンも残り1ヶ月強というこの時期に無理をする必要は全くありません。

痛みは収まってきているとのことですが、遊離軟骨は時間をおけば完治するという類ではないですし、手術して除去してしまえば再発は殆ど無いというのだから、

「(手術は)まだ分からない。来年へ向けて早く治した方がいいとは思っている」

まだ分からないなんて言ってないで、手術して来年のキャンプに万全な状態で臨めるように備えることこそがチームのためだと思うんですけどね。足首は酷使する箇所なので気になるなあ。

51試合という長丁場の2009シーズンも残すところ後4試合+天皇杯のみとなりました。今年は移籍システムが新しくなるということで、例年よりも早く来季に向けた編成が始まっています。札幌だけに限らず、試合結果や普段の記事に混ざって、移籍関係のニュースがチラホラと入ってきていますね。

期限付き移籍中のGK林はそのまま仙台へ

現在、ベガルタ仙台に期限付き移籍中のGK林ですが、仙台残留への気持ちが強いと言うことでHFC側は慰留を諦め、契約満了と共に札幌を去る事が決定的となったようです。移籍していくのはプロの世界では常ですから別に良いんですけど、2007年途中から契約切れまでレンタルを続けてそのまま仙台へ完全移籍しまうとなると、札幌側に一切メリットがない(可能性が高い?)。何かしら特約を盛り込んであると良いんですけど、対戦時にも普通に出てくるくらいだから何の補償も取り付けてないかもしれない。

監督への正式な続投要請は月末に、そして石川も

「頭から使うのは来年もいる人」と、うっかり?漏らしてしまった石崎監督。その石崎監督自身の去就はまだ明らかにはされていませんが、29日の取締役会が終わり次第HFCから正式に続投を要請し、おそらく受諾してくれるのではないかなという感じ。監督も来年に向けてチャレンジしていくという話も出していますし、HFCとしてもOB監督を簡単に手放したくはないでしょう。

柏から期限付き移籍中のDF石川についても、監督の頭には来季もということでいるだろうし、クラブとしても残留に向けて努力を続けるはず。ですが、今年はJ1から3チーム降格ということで、どうやら柏が落ちてきそうなんですよね。

となると来シーズンはJ2でバッティングしてしまう関係もあって、レンタルの延長であったり、例え移籍資金を用意出来ても完全移籍での獲得は厳しくなるのではないかなと思います。札幌に欠かせない選手ですし、CBは人数多い割に怪我人であったり、いても計算が立たなかったりするので是非残ってもらいたいですけどね。

ダニルソンの違約金はダヴィ以上

シーズン開幕当初は日本のサッカーに慣れず苦労していたMFダニルソンも、夏以降は被カードも減り、チームに欠かせない選手となりました。昨シーズン、チームのエースだったダヴィが名古屋へ移籍した際にかけられていた違約金はおよそ3億円。その額を上回る違約金を、HFCはダニルソンには設定しているんだそうです。

可能性を秘めているとはいえまだまだ荒削りな選手にそこまでお金を出して取りに来るクラブはそうそう無いでしょうから、一応は安心といった所でしょうか。本人も札幌を気に入ってくれているようだし、もう少し長く彼の姿を見られそうです。

ハファエルは・・・・・・

チームにも慣れ、現在一番相手にとって驚異となっているのではないかと思うのが10番を背負うMFハファエル。しかしハファエルに関しては既に、高額とされる年俸を嫌気して来季構想外という事が報道されています。来年も在籍するのであれば、コンビネーションもコンディションももっと早い段階で良くなってくるだろうし、面白いだろうになあと思うのですが。単に人件費圧縮の憂き目なのか、もしくは他にも理由があるのかは分かりませんけど、もっとJで見たいなあ。

他にも、基本的には現有戦力を中心として戦っていくような事が記事に出ていましたが、期待されながら結果を残せなかった選手については、レンタルで放出というのもあるのかもしれません(憶測ですけど)。レギュラーとの競争相手にもなれないというのであれば、新しい血を入れていかないといけませんし、そのための余裕を残しておく必要があります。

出来ればチームに残って、来シーズン今年の鬱憤を晴らすような活躍をしてくれるのが一番嬉しいのですが。

前節の栃木SC戦では、3年目のMF岩沼がデビュー、2年目のDF堀田もベンチ入りと、来期を見据えた起用も始まった感のあるコンサドーレ札幌。怪我や新型インフルエンザによる主力選手の離脱の影響もあるでしょうが、チーム内の競争を促す狙いもありそうです。そしてその栃木戦は1-0で見事に勝利。J2らしさに助けられてもいますが、無失点で終えることが出来ました。

今節の相手は目下ホームで10連勝中と、7年ぶりのJ1昇格へ向けて邁進中のベガルタ仙台。勝ち点も93と現在2位で、再昇格が手の届くところまで来ています。今シーズン既に昇格の消えた札幌としては、相手のこの勢いに飲まれることなく番狂わせを演じ、大詰めのリーグ戦を少しでも盛り上げたいところです。

2009J2 第47節

コンサドーレ札幌 0 – 1 ベガルタ仙台

■得点者:
札幌/
仙台/66’中原
■スターティングメンバー:
GK:高原
DF:芳賀 吉弘 石川 西嶋
MF:古田 ダニルソン 上里 藤田
FW:宮澤 キリノ
■サブメンバー:
GK:荒谷
MF:岩沼 砂川 ハファエル
FW:中山
■交代選手:
55分:宮澤→ハファエル
72分:古田→中山
80分:藤田→砂川

インフルエンザから復帰した石川が3試合振りにCBに入り、岩沼がベンチに引いた以外は前節と同じメンバー。先発起用するのは来期もいる選手と監督が漏らしてしまったことから、これが事実なら石川は来シーズンの構想に入っていると考えていいのだろうか。居てくれたら嬉しいのだけれど。

仙台との今シーズンの対戦成績は1分1敗1得点2失点。
開幕戦では、昨年入れ替え戦まで進んだ仙台に対して監督もチームスタイルも変えて臨んだ札幌が今後に期待を持たせる試合を見せてくれました。第24節での対戦でも、追いつかれてドローとなってしまいましたが、自分達の戦い方を推し進める事が出来ました。前2戦はクライトン在籍時のものなので戦い方は違いますが、一泡吹かせたいところです。

試合は今期最多となる16,515人の観客が詰めかけた仙台ペース。
これが昇格目前のチームと、そうでないチームとの勢いの差なのか、札幌は前半、仙台の攻撃を食い止めるので手一杯。守備的なMFとして中盤の底に配置されているダニルソンの左右のスペースを狙われ、バランスを崩したところで攻撃を展開されてしまいます。

札幌のやり方としてはもう少し前でボールを奪い、スピードのある選手を使って素早く攻めに入りたいところなのですが、上位とやるとなかなか上手く機能させられません。
FWからDFまでの縦の関係をコンパクトに保ち、奪ってからサイドを使って早い攻めを展開したい札幌。高いDFラインをロングボールによって下げ、中盤を間延びさせ攻撃の起点を生むスペースを作りたい仙台。自分達の狙い通りに試合を進めたのは仙台の方でした。

後半、ハファエルの投入でやや流れを掴みかけ、キリノのポストから上里、ハファエルと得点になりそうなチャンスはあったものの、これを決めきれず。逆に再三狙われていた右サイドを突破され、最後は中原に決められて失点。そのままスコアを動かせず、0-1で敗れてしまいました。

得点差以上の差があるなと感じる上位との試合

これで上位4強との今シーズンの対戦は終了。2勝2分8敗11得点16失点と、現在7位とする札幌の順位を反映するような成績となりました。点差だけ見ていくと、2点差以上を付けられて敗れたのは第31節のセレッソ大阪戦(長居/0●3)のみで、他の試合も敗れたとはいえ1点差の試合ばかり。

勝負を決める1点を自分達の方へ呼び込める勝負強さがあれば、あるいは防ぎきることが出来ればもう少し違ったリーグの展開に持ち込めていたんだろうけれど、現状は欠いているわけで。たかが1点されど1点、そこを決められるか、防げるかどうかというところで、精神面や攻守における連係なんかもまだまだ差があるなと感じたのでした。

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