スポーツメーカーのNikeが、ロンドンを拠点とするクリエイティブ・スタジオFIELDと退屈なトレッドミルを再考するために提携し、ランニング時の「没入感」を高める新しいトレッドミル体験“Force of Nature”を提案しました。

“Force of Nature”は、ロンドンで開催された「Nike Innovation Summit 2015」に出展されたテクノロジーで、Xboxでお馴染みのジェスチャーや音声認識による操作が可能な「Kinect」の技術が用いられています。マシンに内蔵された複数のセンサーがランナーの走る速さやテンポを感知し、前方に配置されたディスプレイに、カラフルなビジュアライザを生成し視覚化して表示するというもの。

このインタラクティブなランニング技術を使うことにより、ランナーのモチベーション維持や記録向上に役立つと考えられています。まだ研究段階だそうですが、近い将来ジムにずらっとこの技術が並ぶ日が来るかもしれない?

確かにトレッドミルの最中って、疲労よりもあの退屈感をどう克服するかの方に悩まされたりします。自分の走りを視覚化して目の前に投影してくれる今回の仕組みはランの継続に役立つかもしれません。

Xbox 360に対応し、全身を動かすダンスやエクササイズ、スポーツジャンルなどでゲームソフトが登場した「Kinect」(Nike+とKinectを使った『Nike+ Kinect Training』というソフトも過去に発売)。次世代機Xbox Oneでも、発売当初は性能を強化した「Kinect for Xbox One」を本体セットに標準搭載し、連携をさらに推し進めていくコンセプトでした。

が、その後は値下げによる販売促進のためにあっさりと同梱から外れてしまうなど、ゲームを中心とする入力デバイスとしては活路を見いだせず行き詰まった印象。ただ、Kinect技術の活用機会は広がっていて、医療現場やウェアラブル・クロージング、スマートハウス等に幅広く応用されています。

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