X JAPANのギタリストhide、レイ・マクヴェイ (Ray McVeigh) 、ポール・レイヴン (Paul Raven) を中心としたオルタナティブロック・バンド(ユニット)、zilch(ヂルチ)の1stアルバム、『3.2.1』。

1996年に完成していながら大人の事情で発売が遅れたらしく、リリースは1998年。10年以上前のモノとは思えないほど、未だに古臭さを感じさせない、かっこいいサウンド。

3・2・1
3.2.1
zilch
発売日:1998.07.23
ジャンル:ロック
01. ELECTRIC CUCUMBER
02. INSIDE THE PERVERT MOUND
03. SOLD SOME ATTITUDE
04. SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
05. SWAMPSNAKE
06. WHAT’S UP MR.JONES?
07. HEY MAN SO LONG
08. PSYCHE
09. FUCTRACK 6
10. DOUBT
11. POSE
12. EASY JESUS

これがhideの描いていたサイボーグ・ロックってやつかと、のっけのELECTRIC CUCUMBERから感じる。これPVはちょっとグロい部分があるので苦手ですが、曲はかなり好きだ。日本語のMCから始まるイントロもインパクトが大きい。道場破りのようなチャレンジなんだね。

日本だと商業的に難しいかもしれないし、求められている音も違うだろう。だからzilchを、自分の作りたい音楽、自身が描く良い音楽というものを、邦楽洋楽の垣根を越えて表現する舞台として組んだのかなと、色んなサイトや、書籍やなにやらを読んで強く感じた。

ソロでは出しきれない荒々しさや攻撃性を存分に魅せてくれます。英詞でありながら所々日本語が入っていたり、日本語に聞こえる曲もあったり(凄い)、zilchでもhideの遊び心が随所に鏤められてる。

hideならこのzilchをソロでやっていたとしても、相当数が付いていったんじゃないかと思う。時期としては「PSYENCE」の後になるし、「Ja,Zoo」とリンクしている部分もあるし。hide入門用としては厳しいかもしれないけれど。

もう新盤が手に入らないというのは勿体ないなあ。勿体ない。49分をあっという間に駆け抜けるまさにロック。

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