CMが良かったので劇場公開時かなり気になっていた映画。テレポート能力を備えた「ジャンパー」と、彼らの抹殺する使命を持つ組織「パラディン」との戦い。

DVDが出ていたので見てみましたが、これはハズレでした。とんでもねー。

まず、主人公デヴィッドが常に自己中心的で共感できない。ジャンプ出来ることをいいことに、銀行からお金は盗むわ、その金でやりたい放題な生活だわと無茶苦茶。そして、自分の軽率な行動によって問題が起きているのに、それを省みることなく軽率な行動を繰り返し、他人を巻き込み、挙句共闘を誓った仲間をも見捨てる。これは終わってる。


聖人君子とは行かずとも、主人公なんだからもう少し共感できる要素が欲しかったかなあ。完全に私利私欲のためにしか能力を使わないんだもの。もう1人のジャンパー、グリフィンの方がパラディンに対しての目的がはっきりしている分、余計に主人公のダメさが際立つ。

そして敵側ということになっているパラディン。主人公のダメっぷりゆえにこちらに肩入れ出来るかなと思いきや、こっちはこっちで目的のためには手段を厭わない冷酷さで始末に終えない。ジャンパー以外の関係ない人でもあっさり殺してしまったりと、どちらにも全く感情移入できない。

母親は母親で、子供にジャンパー能力が宿っていることを知って家出。別の家庭を持って普通に生活をしていると言う身勝手ぶり。親譲りだった。

まあ主人公は倒されても当然な行動をしていたので、倒されてもよかったんじゃないか、なんて思ってしまう映画もなかなか無い。そういう意味では貴重。ハッピーエンドのような終わり方がむしろ後味を悪くしてくれる。

ジャンプシーンのエフェクトがかっこよかったので、こういう風な効果が出せるのならば実写版ドラゴンボールの戦闘シーンに期待が出来るかなあ、っていうくらい。あとヒロインの女の子がセクシーでかわいい。そんな映画でした。

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