任天堂・宮本茂氏が手掛ける『ピクミン』の短編アニメーションが完成。「第27回東京国際映画祭」で世界初上映へ


 

予てよりアニメーション作品制作の話が出ていた任天堂の『ピクミン』ですが、アニメーション作品『ピクミン ショートムービー』が完成し、10月23日から31日に開催される「第27回東京国際映画祭」にて、3Dで世界初上映となることが発表されました。

発表によると、今回のショートムービーは「任天堂・宮本茂氏が、ゲームでは描ききれないキャラクター表現の研究として始めたプロジェクトの成果である短編アニメーション作品」。

上映される作品は、キャプテン・オリマーが大好物のジュースを作る「真夜中のジュース」、ピクミンが不思議な宝物と出会う「ビンの中のお宝」、工事現場で繰り広げられる大スペクタクル「たいへんな一日」の3本です。

上映はTOHOシネマズ日本橋にて。事前抽選のもと、全て無料上映されるとのこと。10月25日の上映後には、ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏との対談イベントも開催。25日以外の上映日および事前抽選の詳細に関しては映画祭の公式サイトで後日掲載されます。

『ピクミン3』を遊んでみると、映像は美しくなっているのですが、ピクミンや原生生物がちょっとゲームキャラとして記号的になりすぎて、生きものらしさが薄くなったかなと感じていて(待機状態だとまったくの棒立ちになって動かなかったり、進行ルートが機械的だったり、原生生物は配置が考えられすぎて生態系を感じられなかったり)。なので、映像作品として生き生きとしたピクミンたちを見られそうなのはわくわくしますね。楽しみ。


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